子どもから大人まで年齢を問わず、口の中の粘膜に突然現れるのが、口内炎です。1週間ほどすれば自然に回復するものから、命にかかわる重症なものまでさまざまな種類があります。今回は口内炎について解説します。


一般的な口内炎

口内炎
中心部は白っぽく僅かに凹んだようになって周囲が赤く見えることが多い
一般的に良く見られる口内炎は、アフタ性口内炎と呼ばれるものです。
  • 原因
    原因は不明です。特定の原因でなるというよりも、体調や体の抵抗力などのバランスが崩れたときに、現れることが多いようです。

  • 大きさや形
    1~10mm程度の円形かそれに近い形です。中心が白か灰色で、その周囲は赤い色で囲まれたようになっています。数個が同時に現れることがあります。

  • 出来る場所
    口の中の歯以外(歯茎、粘膜、舌、唇など)部分のどこにでもできる可能性があります。

  • 症状
    小さいうちは、違和感が若干ある程度ですが、大きくなると食べ物や舌で触れただけでも痛みます。このため子どもの場合は、水を摂るのも嫌がることがあるので脱水に注意します。

  • 治療
    1ヶ所のみの口内炎の場合は、歯や入れ歯などの尖った部分が原因の可能性があり調整を行なうこともあります。治療としては、副腎皮質ホルモン剤(ステロイド剤)、抗菌剤の軟膏などを塗ります。さらに口の中を清潔に保ち、体調などを整えるようにします。通常は1~2週間程度で、治ります。

口内炎は再発を繰り返すこともあります。しかしこの場合の根本的な原因は分かっていません。口内炎が再発しているだけの場合と、ベーチェット病などの別の病気の可能性もあるため、一度病院で確認してもらいましょう。

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