歯・口の病気/入れ歯・差し歯・義歯

今さら聞けない!?入れ歯のウソ?ホント!(2ページ目)

歯の多くを失った後で、審美的、機能的な回復を行う方法をして最も一般的なのが「入れ歯」です。以外に知られていない、入れ歯の知識についてガイドが解説します。

丸山 和弘

執筆者:丸山 和弘

歯科医 / 歯の健康ガイド

Q4 寝るときは外した方がよい?

入れ歯の保存
入れ歯は寝るときに外して水中保存しておくのが一般的です
入れ歯は寝るとき入れたままにするか外したほうが良いか? 悩んだことはありませんか?

入れ歯は歯のない歯茎の部分をカバーするように作られています。歯茎の部分はクッションのような役目をしているため、入れ歯を外しておくことによって、弾力を取りも戻すことができます。

咬み合わせなどの維持を目的としない場合は、歯茎の休息のために入れ歯を外して、就寝することをオススメします。

→A「本当」


Q5 若いうちは入れ歯を作らなくてもよい

若いうちは、歯が何本かなくても、他に歯がたくさんあるから、噛めるし心配ないなんて思っていませんか?

実は歯を抜いてしまったままにすると、咬み合わせを失った相手側の歯がどんどん動き、後からインプラントや入れ歯、ブリッジなどを作ろうとしても作ることが出来なくなる場合があります。

特に10~20代は歯の動きも大きく早く動くため、歯を抜いた後で、そのままにしておくと、残っている他の歯に余分な負担をかけるだけでなく、後で咬み合わせを作ることが難しくなることも多いので注意が必要です。

→A「ウソ」

口の中の環境や咬み合わせは、時間と共に変化するので、調整が必要です。入れ歯は、人に相談することに抵抗を感じやすいため、調子が悪くてもついつい我慢してしまいがちです。

調整などでそれまでの不具合が解消してしまうことも多いため、調子が悪くなったら、一度かかりつけの病院などで相談してみるのも良いでしょう。



-関連リンク-
「今さら聞けない?! 歯を抜いてそのままにしたら… 」
「若いあなたの歯が入れ歯に変わるとき…… 」
「歯の治療のウソ?ホント! 」
「今さら聞けない?! 歯を抜くのはどんな時? 」
「チョット知りたい! インプラントって何? 」
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