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進化したメガネ『999.9/フォーナインズ』(2ページ目)

独自にフレームを開発する国産ブランド、999.9(フォーナインズ)。ニューモデル、S-590Tシリーズは、かけ心地を進化させたメガネフレームといえそうです。

執筆者:高林 克枝

着脱に有利、逆Rヒンジ

横幅があり、比較的平面的な日本人の顔と頭の形状には、ヒンジ部分の工夫が必要です。着脱の際にはフレームのサイド幅より広がり、装着すると側頭部に違和感なくなじむことが必要だからです。それを解決するのが、逆Rヒンジ。テンプル部分が無理なく広がり、着用すると、もとの形状にもどります。これは、フォーナインズ独自の構造だそうです。



頭にフィット感、テンプルのモダン部分

前部のフレームとレンズの重さをあわせると、どうしてもメガネ全体の重さのバランスは、後ろ側より前側が重くなります。しかし、前側が重くなると、メガネを装着していると下にさがりやすくなったり、ずれやすくなります。

眼鏡の掛け心地を決めるひとつの要素として、頭部のフィット感があります。そこで、重要なポイントとなるのが、テンプル全体の設計です。頭部を包み込む適度な弾力と、肌に触れるモダンの形状により左右されます。

このモデルは、肌に触れるモダンの面を広くとり、頭部を包み込む形状を施した短いテンプル構造により、耳に曲げずにまっすぐ掛けることができるストレートテンプルです。見た目のボリューム感とソフトな掛け心地のギャップが特徴となっています。


ずれにくいノーズパット

鼻の上でパットによりフレームが支えられますが、このパットは曲面構造になっていて、鼻あたりがやさしく、グリップ力が強く、安定感が高い形状の工夫がされています。


国産へのこだわり

今回は、渋谷にあるフォーナインズ店舗で広報部の井上益美さんに国産へのこだわりについてお話をうかがいました。近年はかなり低価格の中国製眼鏡も流通していますが、あえて国産フレームにこだわる理由とはどんなことでしょうか。

井上さん「中国の生産工場にも最新鋭の機械があるのは知っています。しかしながら、日本の眼鏡生産工場には、その機械を使う技術力の高い職人さんたちがいて、当社の希望する眼鏡製造をかなえてくれます。最終的に、やはりモノづくりは人材なのです。」

なるほど、単に従来の眼鏡以上のこだわり、かけ心地の進化をかなえるのは、生産現場の技術力が必要なんだということがわかりました。


取材協力:999.9(フォーナインズ)

取材協力:メガネの田中チェーン株式会社<銀座店> 河村元明さん
ショップデータ:東京都銀座8-8-7 
TEL: 03-3571-9037


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特殊なヒンジ構造
ユニークモダン形状
やさしい鼻あたり
銀座店の河村さん
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