老眼/老眼の基礎知識

老眼Vol.2 老眼は、こうして起こる(2ページ目)

遠くも近くも見にくい・・・年齢を重ねると避けられない老眼。これはどうしてなるのでしょうか。今回は、そんな疑問について考えてみたいと思います。

執筆者:高林 克枝

老眼のしくみとは

見たい物に焦点をあてるためには、レンズである水晶体の厚さを、筋肉(毛様体筋)の動きで変化させることが必要です。しかし、水晶体が硬くなっていると、思うように厚さ調節ができず、焦点があいにくくなるのです。

そして、老眼というのは、ひとつの止まった状態ではなく、40歳ごろから始まり、徐々に調整機能低下の程度が進む、ということをおぼえておきましょう。しかし、やがてその進行も止まります。

老眼鏡を一度作っても、さらに老眼が進み、また何度かは作り直す必要があるということです。そして、度の適切ではない眼鏡を使いつづけていると、疲れ目になりやすくなるなど、支障がでてきますのでご注意を。
 
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