肩こり/肩こりを予防・解消するグッズ・アイテム

コリ予防!保険適用のオーダーメイド靴(2ページ目)

合わない靴を履き、足に痛みがある状態が続くと、体のバランスが悪くなり、肩こりや腰痛の悪化につながります。今回はひとつの予防として保険適用のオーダーメイド靴をご紹介しましょう。

檜垣 暁子

執筆者:檜垣 暁子

カイロプラクティック理学士 / 肩こり・腰痛ガイド

保険を適用できる治療用整形靴

日常に潜む、腰への負担
仕事でハイヒールを履いている場合は、オフタイムに足への負担が少ない靴をはきましょう
自分の足に合わせた靴に保険が適用されるケースがあることは、あまり知られていませんが、足の疾患についての医師による診断書があれば、治療用整形靴に保険が適用されます。ただし、このシステムをとっている治療院やショップに限ります。

価格は、採型技術料に靴の価格、税などが加算され、例えば合計金額が95.584円だとすると、3割負担の場合は66.909円戻ってくることになります。この靴は、左右の足の差や特徴を考慮して作られ、デザインもオシャレなものに仕上がっているそうです。

足の状態が良くなるとどうなる?

足の状態を改善させると、ヒザの裏側が伸びて、正しい姿勢での歩行が出来るようになります。肩こりには猫背の人も多いのですが、ヒザの裏側が伸びることで、首、背中、腰の背骨のS字カーブが正常に保たれ、猫背の予防になります。

歩行も、一歩一歩をしっかり踏み込めないと、腰への負担が増えるため、足の痛まない状態をつくり、足の指の変形をカバーできるような治療用の靴により、足、腰痛の悪化を防止できるかもしれません。


今回、これらのお話をお伺いしたたかぎ先生によると、20~30歳代にハイヒールが流行ったと思われる都心の40~70歳代の女性に、外反母趾を伴う肩こり、腰痛が多いということです。仕事の関係で、足に負担のかかる靴を腰に悪いと知りながら履いている人は、とても多いように思います。数十年後のことや、今の肩こり、腰痛について考えると、仕事以外での靴選びや、治療としての靴選びも必要な場合があるかもしれませんね。


■参考サイト
藤ヶ丘つぼハウス 和
 治療用整形靴の東海地区担当ですが、その他地域の取扱い店についても紹介していただけるそうです。
       


*病院で肩こり治療! 正しい症状の伝え方  関連リンク*
  • 肩こりの原因と解消法
    from All About[肩こり・腰痛]
  • 腰痛の原因と治療法
    from All About[肩こり・腰痛]
  • オフィスでできる猫背矯正法!
    from All About[肩こり・腰痛]
     
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