日々のお仕事や家事、育児などの生活に疲れていても、なかなか自分をリセットするって難しいこと。休日は日常から離れて、家族やパートナーとゆっくり楽しむのも一つの方法です。今回は東京から電車で2時間足らずのところにあるそんな場所をご紹介します。
大人のためのリゾート
大人のためのリゾート |
もともと18年前に建築された施設ですが、8年前から現在の、北海道のトマムなどリゾート再生で有名な星野リゾートが手がけています。なんでも星野リゾートの第一案件だということで、さまざまな試行錯誤を繰り返して、現在の形にまでなってきたそう。
18年前にイタリアの著名な建築家、マリオ・ベリーニが「どこよりも安らげる空間を」イメージして八ヶ岳の自然の中にデザインした「中世ヨーロッパの山岳小都市」という贅沢な環境をもとに、「ファミリーが楽しめる大人のためのリゾート」というコンセプトで、スタッフが皆で現在の形を作り上げてきた場所です。
「リゾートで、思い出づくりや家族サービスをしようと頑張って、結局大人が疲れてしまうということはよくあることで、逆に大人も満足して楽しめる場所にしたかった」とスタッフの方が口をそろえておっしゃいます。
そもそも「行楽地」という意味でよく使用される「リゾート(resort)」という言葉は、もともとフランス語由来で、「re(再び、何度も)」「sortir(行く)」意味で、「足しげく行く場所」=「行楽地」という意味になったといわれます。
皆が楽しんでリラックスすることのできる場所、それが「リゾート」本来の姿なのですよね。
オトナが楽しめる場所って?
地元の方もよくご利用されるというブックカフェ |
そして、その間に大人もゆったりできるような、ブックス&カフェや21店舗のセレクトショップが建ち並ぶ石畳のピーマン通り、ハーブを使ったオリジナルオイルを使ったスパトリートメント、露天温浴施設(混浴あり)「もくもく湯」などもあります。
客室も広いので、お部屋でボーっとするのもあり。地元素材を厳選した大人のためのレストラン「オット セッテ」もあります。地元山梨の立地を生かして、来年あたりから自社で醸造したワインもお目見えするとのこと。
また、この地域は日本で一番馬が飼われている場所で、気軽に森林乗馬が楽しめます。馬は人間との歴史が一番古い動物。動物と触れ合うことで癒やされるセラピーもありますので、ご興味がある方は一度試されるのもいいかもしれませんね。
逆に波の出るプールや、カジュアルなレストランは小さいお子様と一緒に楽しくお過ごしのご両親が多くいらっしゃいます。冬はスキーやスケートも楽しめるよう。
皆が楽しめるバランス、これが重要なのかもしれないですね。
自然の中で何もしないという贅沢
自然の中で何もしないという贅沢 |
何かをするために休日を過ごすのではなく、何もしない時間が貴重で贅沢だと素直に感じられるのは、八ヶ岳の自然と、スタッフの気持ちなのかもしれないですね。
・リゾナーレ(risonare)