冬の入浴に関する注意点
健康効果満載のお風呂も、健康危機を招く危険が!(写真提供:Hoshino) |
■湯冷めを気にするあまり、入浴後すぐにパジャマを着込むと、汗が冷えて風邪を引きやすくなります。バスローブをうまく使って、汗が引いてからパジャマなどに着替えましょう。
■お酒を飲んだらお風呂には絶対入らないでください! アルコールの作用だけでも、血行が良くなり、脈拍も上がっています。ただでさえ血行が良くなっている状態で、さらに心拍数を上げる効果のある入浴をすることは、大変危険です。どうしても身体を温めたいときは、手浴、足浴をおすすめします。これだけでも身体はかなり温まりますよ。
■入浴時、入浴後は大量の汗をかくので血液の粘度が上がり、高齢者や動脈硬化のある方などは脳血栓とか心筋梗塞などの病気を引きを起こしやすくなります。冬は汗をかきにくいのであまり水分を摂らない、という人は要注意! 入浴の30分前と入浴後には十分水分を補給しましょう。
リラックスできて健康にもつながる一石二鳥の生活習慣、お風呂。駅から家までの少しの距離でも、寒さが堪える季節です。ゆっくり浸かって、身体の芯から温まりたいですね。
最後に今回お風呂のお話を教えてくださったツムラさんより、冬におすすめの入浴剤をご紹介します。
■カラダプラス
30g15包入り お風呂のお湯(200L)に約30gの割合でよくかき混ぜながら溶かしてください |
ビタミンCとアミノ酸が水道水に含まれる塩素からお肌を守り、3つの自然派保湿成分(ビタミンB2・ビタミンE・オーガニックホホバオイル)が湯上り後のお肌を乾燥から守ります。
■きき湯
360g入り お風呂のお湯(200L)に約30gの割合でよくかき混ぜながら溶かしてください |
■ソフレ
720ml入り お風呂のお湯(200L)に約60mLの割合でよくかき混ぜて入浴してください |
今回お話を伺ったのは……
ツムラ ライフサイエンス株式会社
商品開発部 今西宣行さん
広報・温泉入浴指導員 石川泰弘さん
【 関連リンク 】
⇒医療・健康なんでもQ&A(ここカラダ)
⇒底冷え何のその!京都発・足湯デトックス(オールアバウト)