チョコレートを食べたくなる時は何が不足しているのでしょうか。今回はチョコレートの成分から、健康にいいチョコレートまでを特集します。
チョコレートの成分
チョコレートは高栄養価食品 |
その昔南米大陸では『神様の食べ物』といわれ、雪山に持っていったりすることでも知られる優秀な非常食ですが、高カロリー、高脂肪のためにとかくダイエットには目の敵にされることの多い食品ですよね。
そしてチョコレートが多く含む成分としては砂糖、カフェイン、テオブロミン、アルギニン(アミノ酸の一種)、チラミン、カカオポリフェノールなどになります。
- 血糖値を上げて空腹感を解消!…お砂糖
- チョコが無性に食べたいヒトはカフェイン中毒かも!…カフェイン
- チョコを食べてホッと一息する原因?!…テオブロミン
- チョコで元気(!?)になるといわれている原因?!…アルギニン
- 動脈硬化予防、さらには虫歯にも効く!?…ポリフェノール
- 胃がんの原因のピロリ酸を殺菌!?…カカオの脂肪酸
- チョコを食べると頭痛がするのは気のせい?…チラミン カカオ含有量が高いもの…オススメ健康チョコレート
血糖値を上げて空腹感を解消!
お砂糖
おそらくチョコが好きなヒトが不足しているものの一つは純粋にお砂糖と思われます。血糖値を上げて空腹を一時的に抑えます。チョコが無性に食べたいヒトはカフェイン中毒かも!
カフェイン
チョコレートのカフェイン含有量はかなりのものです(下の表をご参照下さい)。カフェインには中枢神経興奮作用があります。チョコレートが無性に食べたくなるヒトのなかには、間違いなくカフェイン中毒の方がいらっしゃると思います。(ちなみにガイドもかなりカフェインに依存している自覚がありますが、コーヒーを飲んでいないと無性にコーラ、またチョコが食べたくなります・・・。)食品のカフェイン含有量
コカコーラ一缶(340ml):64.7mg | インスタントコーヒー一杯: 66.0mg | ココア一杯:13.0mg |
ミルクチョコ100g:20.0 mg |
チョコを食べてホッと一息する原因?!
テオブロミン
カフェインに良く似ている成分ですが、心臓血管や中枢神経に作用して、リラックス効果があるといわれています。チョコを食べるとホッとするのはこの成分の成果もしれませんね。ちなみに余談ですが犬はチョコレートを食べれません。食べると数時間から半日後に嘔吐、下痢、痙攣などを起こしてひどい場合は亡くなってしまったりしますが、これはこのテオブロミンによる中毒なのでご注意を。
次ページではさらにいろいろなチョコの効能に迫ります!チョコで鼻血がでるってホントなの?>>