■あなたは毎月どれくらいお金を使っていますか?
総務省のデータによれば、平成15年の4月~6月の単身サラリーマンの平均は、月収約357,000円、消費支出約183,000円とのこと。
あくまでも全国平均であり、年齢別というわけではないので、若い単身者にとってはやや高く感じるかもしれません。ご自身と比べていかがでしょうか。だまされた、と思って1ヶ月分だけでも家計簿をつけてみましょう。無駄遣いの部分がきっと見えてきますよ。
楽しく、日々豊かに暮らすために、いろんな物を購入するというのはとても必要なことです。お洋服を買ったり、バッグを買ったり、旅行に出たり…生活を潤すエッセンスですね。
そして豊かな生活を送るためには、いくつか考えねばならないことがあります。健康であること、良い精神状態であること、適度な仕事と適度な収入、趣味を持つこと。そして忘れてならないのが「空間」だと思います。
ここでいう「空間」とは、「生活の場所」です。現在の空間に満足していますか?空間が整えば、良い精神状態を保つことができ、やけ食い、やけ飲み、衝動買いもなくなるに違いありません。
■マンションが買えちゃうかも?
毎月35,000円をローンの返済に回すことができれば、1000万円もの借り入れができます。お小遣い帳をつけてみると、何に使ったのかわからない使途不明金がきっと出るはず。使途不明金3万円に毎月の家賃7万円、合計10万円ともなれば、3000万円もの住宅ローンが組めちゃいます。頭金がなくても、3000万円前後のマンションが買える計算です。
シングルでマンションを購入された女性の方々に多くお会いしますが、30代、40代のキラキラと輝いている女性ばかりです。「自分のお城が欲しかった」「家賃を払うのがもったいないと感じていた」「お洋服にも、アクセサリーにもあきちゃって、ちゃんとしたモノを持ちたかった」など理由はさまざまです。がどなたも、自分の生活への潤いのため、という点が共通しています。
彼女たちは、モーレツ社員だったり、派遣社員だったり、シングルマザーに看護士さん、教職員の方まで職種や立場は様々です。ご自身の年収や生活スタイル、価値観に合ったマンションを本当に上手に探してこられます。
■豊かな人生のために
マンションを持つことが正解か、というとそれはもちろん一概には言えません。ただ、シングルでマンションを持つということが特別なことではないのだと認識するだけで、人生の選択肢が増える、そのことが重要なのだと思います。
自分の人生を豊かにするため、日々の生活に潤いをもたらすため、そのために本当に必要なものにこそ、お金を使う。この自分への投資こそが、生きたお金の使い方だと思います。
ヴィトンでもエルメスでも、マンションでもいいのです。お財布を開けてお金を払うとき、「これって生きたお金の使い方かしら?」とちょこっと考えてみませんか。
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