睡眠には自律神経が関係!
仕事中は交感神経が優位! 忙しいときこそ緊張と弛緩の“メリハリ”が大切! |
夜遅くまで仕事をすると、交感神経が過度に働くことに。そんな状態で帰宅して、すぐに寝ようとしても自律神経の切り替えがうまくいかず、「寝つきが悪い」「ぐっすり寝れない」ということが起こります。緊張の後には、弛緩させることが大切。全身をリラックスさせることで、副交感神経が優位となり眠りにつきやすくなるのです。
呼吸法の効果って?
緊張している状態を思い浮かべてみてください。みぞおちの辺りが固くなり、呼吸が浅く短くなっていませんか? このような状態では、肺胞が十分に使用されず、全身の酸素交換がうまくいきません。深呼吸によって新しい酸素が取り込まれることで、気分がリセットされ、さわやかな気分になります。また、横隔膜は自律神経と体性神経の2つの支配を受けていて、息を大きく吐き出すことにより心拍数が少なくなるという自己制御感が、リラクゼーションにつながるのです。
さぁ、口を閉じて、鼻からゆっくり大きな呼吸をしてみましょう。なんだかほっとした気持ちになりませんか?
次のページは、いよいよ具体的な呼吸法をご紹介します!