大豆イソフラボンはいろいろな作用があるといわれていますが、「上限量があるといわれたり、その上限量も何種類かあるみたいだし、そもそも、食品でとる場合は上限量はないのでは?と思っちゃうんですけど…」「一体どれくらい摂っていいのかよくわからない」というご質問をよく耳にします。

そこで今回は「大豆イソフラボンって一体どれくらい摂っていいの?」というご質問におこたえします。

そもそも大豆イソフラボンってなあに?

大豆は優秀食品
大豆は優秀食品
大豆は昔から「畑の肉」といわれるくらいタンパク質が豊富。しかも大豆のタンパク質は必須アミノ酸をバランスよく含む良質なタンパク質です。もちろん豆類なので食物繊維、ビタミン、ミネラルも多く含まれています。

そして、微量成分として抗酸化作用が期待できるサポニン、血中のコレステロールを低下させるレシチン、そして今回話題の大豆イソフラボンなどが含まれているのです。

大豆イソフラボンは大豆に含まれるポリフェノール(フラボノイド)の一種で「植物由来のエストロゲン」と言われます。体内でエストロゲンと似た作用を持つので、閉経後の女性(=エストロゲン分泌が少なくなった状態)の骨粗鬆症、更年期障害、抗酸化作用を通じて動脈硬化予防などに効果があるといわれています。
(イソフラボンの作用について詳しくはウソのようなホントのニュース お味噌汁で乳がん予防?へ、
ポリフェノールについて詳しくは最近の健康食品のキーワードは何?~『抗酸化作用』 活性酸素、抗酸化作用って何?へどうぞ)

ちなみにちょっとややこしいのですが、「大豆イソフラボン」と一言に言っても、大きく分けて「糖がくっついたタイプ」と「くっついていないタイプ」の2種類あります。アイスにもバニラアイスと抹茶アイスがあるようなものです。糖がくっついていないものを「大豆イソフラボンアグリコン」といって区別します。体に吸収されるのは「大豆イソフラボンアグリゴン」の形なので、「○○mg配合」と表記がある場合、大抵「大豆イソフラボンアグリゴン」の量になります。

例えば、「大豆イソフラボン(糖がくっついたタイプ)10mg」は、×(かける)0.625で「大豆イソフラボンアグリコンとしては 6.25mg」になります。(糖の部分を引いているのですね)

最近厚労省が発表している大豆イソフラボンの摂取量はこの「大豆イソフラボンアグリゴン」の量になります。ちょっと混乱してしまいそうですね。



次のページでは、「結局どのくらい大豆イソフラボンを摂っていいの?」という疑問にお答えします。>>