コレステロールや血糖値を下げるペクチンや抗酸化成分
モモに含まれている食物繊維や抗酸化成分は、生活習慣病予防にも注目されています。 |
さらにペクチンには、コレステロールを下げる、血糖値の上昇を防ぐなどの作用があると言われています。また白桃系はフラボノイド、黄桃系はβ-カロテンやβ-クリプトキサンチンなどのカロテノイドを含んでおり、どちらも抗酸化作用があると見られています。こうした抗酸化成分も、LDLコレステーロルを下げると見られています。
近年では、長野県農村工業研究所は、農水省四国農試との共同研究で、桃などの果実5品目の抽出物に糖尿病や高脂血症の予防効果があることを確認しています。
ただし、こうした報告は、一定の条件のもとに行われた一つの結果で、具体的にいくつ食べれば何か効果が出るとか、生活習慣病が治るというようなことを示している訳ではありませんので、誤解のないようになさってください。