ガイドは以前、5年ほど沖縄に住んでいました。食べ物に関して、色々と驚くこともありました。料理を注文すると、大きく切られた豆腐や結び昆布などがド~ンと入っていたので、「なんで豆腐がこんなに大きいのかな~」とか「だし昆布を取り出し忘れたのかな~」なんて感じたことを覚えています。今回は、昔ながらの長寿食材とその食べ方を紹介します。

定食によく付くもずく。豆腐もよく使われます。

バラエティーに富んだ海藻

とにかく海藻はよく食べられていて、バラエティーも豊富です。沖縄で定食を頼むと海藻がよく一緒に出てきます。アーサ(別名アオサで海藻の一種)のお汁、歯ごたえのあるもずく、昆布の炒め煮(クーブイリチー)、沖縄風煮付けに入っている結び昆布などがポピュラーです。

【実践方法】ワカメ入り味噌汁、もずく、昆布の煮物などを一日一回以上食べよう。
【お勧め沖縄料理】
●沖縄風煮付け:豚肉、豆腐、人参、昆布、青菜などがドンと入っている沖縄の煮付けです。参考レシピはこちら
●クーブイリチー:豚肉と昆布の組み合わせでコクが楽しめます。参考レシピはこちら

チャンプルーは野菜たっぷり。

色の濃い野菜&苦味のある野菜

生野菜を食べる習慣はあまりなく、チャンプルー、炒め煮、汁物に使われることが多いようです。更に、沖縄風の味噌汁、沖縄風煮付け、そしておでんにも、青菜がたっぷり入っています。野菜に火を通すことでカサが減るので、たっぷり食べることができます。ゴーヤーやニガナなど、苦味のある野菜も好んで食べられているようです。

【実践方法】野菜は火を通してたっぷりと。カラフルな野菜を選ぶのがポイント。
【お勧め沖縄料理】
●ゴーヤーのチャンプルー:豚肉、卵、豆腐などと一緒に炒めたものです。参考レシピはこちら
●ニガナの白和え:苦さがくせにある味です。参考レシピはこちら

少々のお肉に豆腐という組み合わせがいいようです。

たんぱく質は豆腐・魚・少々の豚肉から

豚肉は長寿食の食材の一つとして挙げられていますが、以前は行事食など、特別な時にしか食べられていなかったようです。たんぱく質源としては、豆腐や魚が昔からよく食べられてきたようです。豚肉は、鶏肉や牛肉と比較して、様々なタイプの脂質がバランスよく含まれています。沖縄の豆腐はどっしり重いのが特徴です。スーパーでは、その日に作られたとても大きい豆腐が売られています。豆腐の入った料理を注文すると、かなり大量の豆腐が入って出てきます。豆腐は、炒め物・煮付け・汁物・白和えなどによく使われています。魚は、さしみ・揚げ物・塩味の煮付けなどシンプルな調理法が一般的です。

【実践方法】豆腐は大きく切ってたっぷり使い、一日一回以上食べよう。魚はシンプルに楽しむ。そして肉は控えめに。
【お勧め沖縄料理】
●豆腐チャンプルー:大きめにちぎった豆腐を炒めたものです。参考レシピはこちら

サツマイモを常備

昔はサツマイモが主食でしたが、戦後に米が主食になりました。蒸し物、蒸した物を炒めたもの、また汁物としてよく使われたようです。サツマイモは、青菜であるカンダバー(いもかずら)と合わせて調理されることが多かったようです。

【実践方法】さつま芋ご飯などを作って主食にさつまいもを取り入れる。
【お勧め沖縄料理】
●芋ジューシー:今ではほとんど作られないというジューシー。芋ジューシーにも青野菜が入ります。ジューシーとは沖縄風炊き込みご飯のことです。
参考レシピはこちら

沖縄には素晴らしい食文化がありますが、食生活や生活習慣の変化により、長寿の地位が揺らいでいます。沖縄の長寿食材を見直してみましょう!
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