毎日オフィスでお仕事されているみなさん、昼食はどうされていますか?
最近はヘルシーで安全を意識したレストランなどは増えていますが、毎日外食では高くつくのが頭の痛いところですね。ちょっと手頃な価格で、ヘルシーで安全、しかもおいしいお弁当が買えたら嬉しいのに・・・。そんなお弁当を大阪市内でデリバリーされている「カフェ・サンテ」を見つけました。(記事は、2007年4月2日現在のものです)
<CONTENTS>
  • 低カロリー・減塩のオーガニック弁当P.1
  • 素材のエネルギーを引き出す……P.2
  • お弁当を通じて、様々な人々をつなぐ……P.3

    低カロリー・減塩のオーガニックお弁当

    贅沢野菜バランスランチ
    1食あたり、カロリー500kcal以下、塩分2g以下、野菜摂取量250g以上という栄養バランスを考えた「贅沢野菜バランスランチ」。
    「カフェ・サンテ」の「贅沢野菜のバランスランチ」では、栄養バランスを考慮した、500kcalという低カロリー・塩分は2g以下、お野菜は250g食べられるヘルシーなお弁当を提供されています。しかも、そのお弁当に使われている野菜は、契約した有機農家の手による安全・安心な旬の野菜や、卵など。

    自然食、オーガニックなお弁当というと、見た目は地味なものをイメージしていたのですが、「カフェ・サンテ」のお弁当は、料理研究家がメニューを監修し、お味はもちろんおいしいのですが、見た目もとてもスタイリッシュ! 「食べたい」という意欲をかき立ててくれます。

    今回は魅力溢れるオーガニックお弁当を提供する「カフェ・サンテ」をプロデュースするippoプロジェクト(現在 株式会社プラスリジョン)代表 福井佑実子さんと料理研究家 三好万記子さんに、お話を伺いました。

    顔の見える関係で作られる「安心」を

    鶏舎
    「カフェ・サンテ」に野菜と卵を提供している有機農家 橋本さんの鶏舎。平飼い鶏の卵をお弁当で使用。
    南・・・低カロリーで、野菜がたっぷり使われているということでヘルシーなことはもちろんですが、盛りつけ等がスタイリッシュで、魅力的なお弁当ですね。

    福井・・・「贅沢野菜のバランスランチ」には、有機栽培された野菜をたっぷり使っています。使用するほとんどの素材は、丹波で有機農家を営む私の友人を初めとするネットワークが提供してくれているものです。土づくりからこだわり、太陽と大地の恵みいっぱいに手間ひまかけて育てられた野菜は、栄養たっぷり、味がしっかり濃くてそのままでもとてもおいしいのです。

    生産者の方はほとんどのみなさんが環境問題などから有機農業を実践するに至ったIターンの方々です。私は、彼らがどんな思いで、どんなふうに野菜を育てていらっしゃるのかを知り、それをお客様に伝えたいと思っていますので、時間があればできるだけ生産者のところを訪ねています。

    市場には出回らない、秘密の野菜

    白菜の花
    菜の花みたいですが「白菜の花」。菜の花よりもおいしいとか(写真は生産者の丹波農家 井上さん撮影)
    南・・・生産者の方と信頼関係を築くことは、お弁当の品質、「安全・安心」につながりますね。

    福井・・・そうですね。それに加えて、会っていろいろとお話をすると交流が深まり、電話でのやりとりだけではわからないこともあるというのを実感しています。

    南・・・それは具体的にどんなものですか?

    福井・・・例えば、旬の野菜ができるまでのプロセスもそうですが、スーパーでは見かけないような食べ物がいろいろとあることを知りました。ブロッコリーを収穫した後に脇目から出てくる小さなブロッコリーとか、白菜の花などは実は菜の花よりもおいしいということなど。でも、それらは、出荷できるものではありません。そんな秘密の野菜が農村にはあるのです。生産者の方の家で食事を呼ばれるたびに「何ですか、これ?」「おいしいー」と秘密の野菜を知ることになり、それをランチに取り入れたりしています。

    南・・・それは「贅沢野菜のバランスランチ」でないと食べられないものですから、付加価値になりますね。

    こうした顔の見える関係で作られた素材を使って、料理研究家の三好さんが、さらにおいしく、そしてスタイリッシュに仕上げていらっしゃるのですね。

    次のページでは、「贅沢野菜のバランスランチ」のレシピを監修された料理研究家にお話を伺いました。・・・・>>