シミやシワの原因になる夏の紫外線。医学的な皮膚のダメージケアというより,美容面で気になっている人の方が多いかもしれません。今回は医学的な研究結果から、紫外線対策にオススメの機能性成分をご紹介しましょう。
紫外線がシミの原因になるのはなぜ?
|
皮膚を守る役目があるメラニン。 |
肌のシミの原因となるメラニン。紫外線から皮膚を守るために、メラニン産生細胞がチロシンというアミノ酸から合成します。本来は紫外線がなくなればメラニンも減少するはずです。ところが一部のメラニンはそのまま、皮膚に残ってシミとなってしまいます。紫外線によるメラニン産生細胞の活性化を抑える物質があれば、このシミは防げることになります。
紫外線がシワの原因になるのはなぜ?
|
皮膚内にある「線維芽細胞」が元気ならば、シワが増えることはありません。 |
外出の機会が多くて日焼けしがちな人は、シワが多い傾向にあります。その理由は、紫外線はメラニン細胞を活性化させる一方で、皮膚の弾力を保つ線維芽細胞の活動を抑えるからです。
線維芽細胞の活動が落ちるとコラーゲンなどの皮膚の線維の量が長期的に減少してシワの原因となります。
紫外線によるメラニン細胞の活性化を抑えて、同時に線維芽細胞への作用を緩和する物質があると良いですね。それもできれば、身近なものから日常的に摂取できるとさらの嬉しいですね。
>>次ページでは、これらのダメージを予防する飲み物を紹介します。>>