少子化が問題になっていますが、2500g以下の低体重児の率は増加しています。原因として考えられているのが医療技術の進歩や高齢化に並んで、妊娠女性の食生活。今回は朝ごはんと低体重児出産の関係を示した論文をご紹介します。(論文本文はこちら 朝ごはんに代表される食生活と低体重児出産との関係

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  • 朝食を食べる?食べない?
  • 妊娠前に痩せ型の女性は低体重児出産の可能性が高い
  • 痩せていても低体重児出産にならないためには!?

朝食を食べる?食べない?

朝食はどんな影響が?
朝食はどんな影響が?
論文によれば朝食を「毎日食べる」人は、朝食を「時々食べる」「食べない」人に比べて、朝の疲れが残りにくかったとのこと。また、朝食を食べない人は昼食も「パン」や「おにぎり」のみで単調になりやすく、夕食も「朝食を食べる人」に比べて単調になりやすかったとのことです。


妊娠前に痩せ型の女性は低体重児出産の可能性が高い

妊娠1年前のBMI(体重(kg)÷〔身長(m)の二乗〕)を調べたところ、BMI19.5以下の痩せ型の女性は低体重児を出産する割合が高いことがわかりました(ちなみにBMI19.5は、身長160cmの女性だったら体重49kgくらいです)。
また妊娠中の体重の増加が7kg以下だと普通の女性でも低体重児出産の可能性が高いのですが、痩せ型の女性は7kg~10kgくらい増加しても低体重児出産の可能性が高かったそうです。


痩せていても低体重児出産にならないためには!?

BMI19.5以下の痩せ型女性でも、適正体重児を出産した人には「朝食を食べる」「ファミレス、ファーストフード店を利用しない」「タバコを吸わない」「外食でおいしいものを家でもつくってみたい」「スナック菓子は食べない」「好き嫌いはない」など、手作り、バランスの良い食生活をおくろうとしている傾向が、逆に痩せ型で低体重児を出産した女性には「3食外食でも平気」「スナック菓子を良く食べる」「ダイエットの経験あり」など、食に関心がないわけではないけれど、やや偏りがちな傾向があったようです。

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なんとなくのガイドのイメージですが、朝食を食べないと、食事が単調になりがち、もしくは単調な食事の方は朝食を食べていない傾向があるようです。

朝食そのものを食べる食べないという問題より、おそらく食事に対する意識の問題なのではないでしょうかという気がしますが、「朝食を食べる」という行為の中に、食に対する意識が含まれているのかもしれませんね。
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