SOHOで働く/SOHOの始め方

これだけは知っておきたいSOHO・個人事業主の起業方法(3ページ目)

SOHO、個人事業主として起業するにあたって、見落としがちなポイントを整理し、賢く起業するための具体的なノウハウをまとめます。

必ず連絡がとれる体制を整える

代行サービスを利用するのも賢い選択。仕事のチャンスを取りこぼさないようにしましょう

代行サービスを利用するのも賢い選択。仕事のチャンスを取りこぼさないようにしましょう

屋号を持ち、TwitterやSNSもスタートさせ、初受注も決定。次は、Customer satisfaction(顧客満足)についても考えていきましょう。仕事では、納品物のクオリティ(品質)が高いことはもちろんですが、継続して仕事を受注がある人とは、レスポンスが早く、トラブルがあった時でも迅速に適確に対応してくれる人が重宝されます。

例えば納品後、電話してもつながらなかったり、留守番電話にメッセージを入れても折り返し連絡がこなかったり、メールを送っても何の返事もなかったり……。納品しホッとする気持ちもわかるのですが、せめて平日の営業時間内は連絡がとれる体制を整えましょう。

とはいえ、得意先との打ち合わせや集中したい作業がある時は、電話応対ができない場合もあるでしょう。携帯電話についても、電車や車運転中は応対することができません。私の場合、対処方法として「電話秘書サービス」をお願いしていました。インターネットで月額一番安い秘書代行サービスを探し、取材中など自分が電話に出られない時など、臨機応変に電話転送を切り換えし、随分と助かった記憶があります。今は事務所を持ち、自分が外出しても他に電話に出てくれる人がいるので不要ですが、一人でスタートしたばかりの時には必須のサービスでした。ネット上には沢山の会社がサービスを提供していますので活用してみましょう。

Twitter、SNS活用の注意点

以上、様々なポイントを紹介してきましたが、注意する点を一つ。ブログをはじめTwitterの特徴としてリアルタイムに更新ができるということがあります。SOHOとして仕事を始めたのならば、このタイミングを常に考えて行動しなければいけません。例えば、納品が遅れクライアントに迷惑をかけているのに、Twitterで盛り上がっていたり、SNSを更新していたりするのはあまり感心できません。SNSもTwitterもクライアントが見ている可能性もありますので、「こっちが待っているのに、何をしているんだ!」ということになりかねません。また、仕事の愚痴や文句も厳禁。個人事業主として起業したというプライドを忘れず行動しましょう。
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