派遣で働く/派遣の基礎知識

派遣登録から就労まで(4ページ目)

派遣で働くには、まず派遣会社への登録が必要。その後、スキルチェックや派遣会社担当者との面談、派遣先との顔合わせなどのステップがあります。登録から就労までの流れと、注意点を紹介します。

執筆者:林 紀子

就業条件明細書とは?

顔合わせ後に働くかどうかの意思確認があり、就業スタートが決定します。

就業が決まると派遣会社から手元に届けられる「就業条件明細書(兼)派遣労働者雇入通知書」。これは、誰が、どこで、どのような条件で就業するかなどが詳しく記載してある書類。この内容に基づいて派遣社員として就労しなければならないという義務が発生します。

この明細書には「派遣元責任者及び苦情届出先」など、万一派遣会社に対する苦情があった場合の連絡先などが明記されていますので、大切に保管しましょう。困ったことや質問があれば派遣会社の担当者に相談します。

いよいよ派遣スタート

派遣スタート  
初日はスーツと定めている派遣会社もあります
就業初日は、派遣会社の担当者とともに出勤します。担当者は、派遣先の担当者との挨拶までしかいません。その後はその日にすべきことは何か、派遣先担当者の指示を仰ぎましょう。

服装については、初日はスーツ着用と決めている派遣会社もあります。初日で派遣先の雰囲気をある程度感じることができるでしょうから、翌日からの服装を決める参考になります。派遣社員の中には、服装を気にせずオフィスに出勤する人もみられますが、ある程度オフィスになじむスタイルを選ぶとよいでしょう。社員の方たちも、口にこそ出しませんが気にしている場合も多いようです。

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