Excel VBAの使い方/マクロ・VBA

セルの罫線を引くマクロを読み解いてみよう

この記事では、代表的なセル操作である「罫線を引く操作」のマクロの読解方法を解説しています。

緑川 吉行

執筆者:緑川 吉行

エクセル(Excel)の使い方ガイド

この記事では、代表的なセル操作である「罫線を引く操作」のマクロの読解方法を解説しています。セルの罫線処理では、比較的長いマクロが作成されますが、関連するオブジェクトとそのプロパティを知ってしまえば難しいことはありません。この機会に、ぜひ挑戦してみてください。

今回の学習用マクロを作成しよう

今回は、下図のデータに罫線を引く操作をマクロで記録します。サンプルと同じマクロが作成できるよう、マクロ記録を開始したら、次から示す手順通りに操作してください。


マクロ記録を開始したら、セル範囲A2~D7を選択して、選択範囲上で右クリックし、表示されたショートカットメニューから「セルの書式設定」をクリックします。


表示された「セルの書式設定」ダイアログボックスで「罫線」タブをクリックし、下図のように罫線を設定して「OK」ボタンをクリックします。


続いて、セル範囲A2~D2を選択して、選択範囲上で右クリックし、表示されたショートカットメニューから「セルの書式設定」をクリックします。


表示された「セルの書式設定」ダイアログボックスで「罫線」タブをクリックし、セルの「下側の罫線」だけ「細線」に修正します。


最後に、「パターン」タブをクリックして、下図のようにセルの背景色を設定して「OK」ボタンをクリックします。


最後に、セルA1を選択して、マクロ記録を終了します。


>これで、学習用のマクロが準備できました。次ページからマクロの読解に入ります!
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