複数のファイルの名前を一括で変更するマクロプログラム「リネームマクロ」の作成方法を連載形式で紹介しています。最終回のこの記事では、フォルダパスを簡単に指定できる機能を追加して、より使いやすいプログラムに仕上げます。


作成したリネームマクロの問題点

前回の「ファイル名一括変更のマクロ(ファイル名変更)」で、ファイル名を変更するプログラムを作成しました。これで、リネームマクロとしての機能は出来上がりましたが、フォルダパスの指定方法に問題があります。

まず、フォルダパスをいちいち手入力するのが面倒です。
フォルダパスを手入力するのは面倒

フォルダパスを手入力するのは面倒



手間をかけて入力したとしても、間違えて入力したり、存在しないフォルダを指定したりすると、エラーが発生してしまいます。
フォルダパスを間違うとエラーが発生する

フォルダパスを間違うとエラーが発生する



「フォルダの参照」ダイアログボックスを使用して問題を解決

そこで、フォルダを指定できる「フォルダの参照」ダイアログボックスを利用するプログラムを追加します。このダイアログボックスでフォルダを選択して「OK」ボタンをクリックすると、指定したフォルダのフォルダパスを取得することができます。
「フォルダの参照」ダイアログボックス

「フォルダの参照」ダイアログボックス



これなら、フォルダをクリックするだけなので、フォルダパスを手入力していたときと比べて、操作が簡単になります。また、入力ミスなどの問題がなく、存在しないフォルダが指定されることもありません。


「フォルダの参照」ダイアログボックスを使用するための準備

なお、「フォルダの参照」ダイアログボックスを使用するには、準備が必要です。VBEを起動して、「ツール」メニュー→「参照設定」をクリックしてください。
「ツール」メニュー→「参照設定」をクリック

「ツール」メニュー→「参照設定」をクリック



表示された「参照設定」ダイアログボックスの「参照可能なライブラリファイル」の一覧で、「Microsoft Shell Controls And Automation」にチェックマークを付けて、「OK」ボタンをクリックしてください。
「Microsoft Shell Controls And Automation」にチェックマークを付ける

「Microsoft Shell Controls And Automation」にチェックマークを付ける


>これで準備が整いました。次ページから、プログラムを追加していきます!