Excel VBAの使い方/マクロ・VBA

相対参照によるマクロ記録とは(2ページ目)

相対参照によるマクロ記録の方法とその概要について解説しています。通常のマクロ記録と比較して、わかりやすくまとめてみました。

緑川 吉行

執筆者:緑川 吉行

エクセル(Excel)の使い方ガイド


相対参照で作成したマクロを実行してみよう


ひとまず、先ほど操作したセルC3、セルD3を元の状態に戻し、セルA3を選択した状態でマクロを実行してみましょう。


マクロで記録したとおり、セルC3、セルD3のデータが修正されました。


続いて、セルA5を選択した状態で、マクロを実行してみます。


いかがでしょうか?セルC5、セルD5のデータが修正されましたね。


相対参照では、操作されたセルの位置として、「現在選択されているセルとの相対的な位置関係」が記録されます。

上の例では、マクロ記録するとき、セルA3を選択した状態で、その2列右のセルC3、さらにそのセルの1列右側のセルD3の内容を修正しました。この相対的な位置関係が記録されているため、セルA5を選択してマクロを実行すると、セルC5、セルD5のデータが操作されるのです。

>通常のマクロ記録と比較してみましょう。次ページへどうぞ!
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