作成するVLOOKUP関数のポイント
続いて、ワークシート「印刷画面」上で、データを表示したいセルにVLOOKUP関数を入力していきます。ポイントは、設定したセル範囲名を使用して、住所リストのセル範囲を指定する点です。この方法だと、別ワークシート上のセル範囲を簡単に指定できます。※上図のVLOOKUP関数は未完成です。続く解説を読んでから入力してください。 |
Noが未入力の場合に備えて
Noが未入力の場合、Noが検索できないので「#N/A」エラーが発生します。このエラーに備えて、IF関数による制御を施しておきます。データがない場合に備えて
また、住所2や氏名2~氏名3のデータは空白の場合がありますね。この場合、VLOOKUP関数は「0」を返します(Noは検索できているので、エラーは発生しません)。もちろん、「0」は表示したくないので、数式を次のように入力します。
※上図では、数式を改行して表示していますが、実際は改行しないで入力します。 |
VLOOKUP関数を入力しよう
最終的に、各セルに入力するVLOOKUP関数は次のようになります。※セルI4~I9では、入力する数式を改行して表示していますが、実際は改行しないで入力します。 |
Noを入力してみよう
これで、セルY1にNoを入力すると、該当する住所データが印刷画面に表示されます。印刷を実行すれば、1件分の宛名面を印刷することができます。ここまで作成した時点で、1件ずつ住所Noを指定してハガキの表面を印刷することができます。しかし、数十件の住所を印刷するには少々面倒ですね。連続印刷を実行するには、一連の操作を自動実行するVBAプログラムを作成する必要があります。
>最後に、連続印刷を可能にするVBAプログラムを紹介します!