エクセル(Excel)の使い方/エクセルの基本操作

ブック操作のツボ(新規作成と保存)

「ブック操作のツボ」と題して、ブックに関する基本操作を紹介します。ここでは、ブックの新規作成と保存の解説です。

緑川 吉行

執筆者:緑川 吉行

エクセル(Excel)の使い方ガイド

ブックを新規作成する

Excelを起動すると、何も入力されていない新しいブックが表示されています。あまり意識していないかもしれませんが、これは、Excel起動直後に、ブックが自動的に新規作成されている証拠です。


さらにブックを新規作成したい場合は、標準ツールバーの「新規作成」ボタンをクリックします。ブックを新規作成する方法は、その他に、「Ctrl」キー+「N」キーを押す方法、「ファイル」メニュー→「新規作成」をクリックする方法があります。


ここで、タイトルバーに表示されている新規作成直後のブック名に注目。「Book1」となっています。拡張子「.xls」が付いていませんね。このように、一度も保存操作を実行していないブック名には、拡張子「.xls」が付いていません。これは、作成中のブックが「ファイル」としてまだ存在していないことを意味しています。


既存のブックを利用して新規作成する


既存のブックを利用して、ブックを新規作成することもできます。まず、「Ctrl」キー+「F1」キーを押して作業ウィンドウを表示し、「作業の開始」の「▼」をクリックして表示されるメニューから「新しいブック」をクリックします。


「新規作成」の「既存のブックの選択」をクリックすると、「既存のブックから新規作成」ダイアログボックスが表示されるので、ここで、利用したいブックを選択して「新規作成」ボタンをクリックします。


利用したいブックが開きました。ここでもタイトルバーのブック名に注目。利用したブック名のあとに連番が付いています。これで、利用元のブックを区別できる、というわけです。また、保存操作を実行していないため、拡張子「.xls」は付いていません。


>続いて、ブックを保存する操作の解説です。次ページへどうぞ!
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