志望した「きっかけ」だけを話しても、駄目なのだ。
志望動機って、単なる「きっかけ」じゃ、ダメなんだ! |
- 人が行動を起こしたり、決意したりする時の直接の(心理的な)原因・きっかけまたは目的。
(「大辞林 第二版」三省堂)
「志望するきっかけや原因・目的」となる。
Aさんが志望する企業は自動車メーカー。すると志望動機は例えば、
- 「ドライブが好きだから」
- 第一志望(第一志望群)としている理由
- 「御社の車でドライブするのが好きだから」
- 御社の車作りの○○に共感しているから
- 他社に比べて環境に優しい車を作っているから
しかし、ここで大きな問題に気づく。
このままでは、志望会社の魅力を並べ立てているだけで、「君を採用する理由」が述べられていないのだ。企業研究をした熱意だけは伝わるかもしれないが、君自身の魅力は何も伝えていないことになる。恋愛と同じで、ただ一方的に好きになられてプロポーズされたとしても、嬉しいかもしれないが、お付き合いする理由にはならない。
ではどうすればいいのか?
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ヒントは、まず自己PRを、「過去」→「現在」→「未来」の時間軸で分解し、それぞれの視点で志望動機を作ってみることだ。なお、作成の最重要ポイントは、この3つに一貫性を持たせることである。そしてこの作業はきっと、君の自己PRを再構築するヒントにもなるだろう。
さあ、トライしてみよう。
※次のページで、「過去」を起点に志望動機を考える!
※文章には「貴社」を、口頭では「御社」を使おう。