私の「強み」は何?どう活かせばいいの?
「心を込めて相手を喜ばせる」いわゆるホスピタリティだ。この「強み」を求めない企業は無いよ。 |
さらにこの時期、今さら自分が苦手であることを克服することは難しい。だからこそ、自分の強みを適確に押さえて、自信を持ってかつ流暢にPRできれば、言うことなしである。
よって今回は、
- 自分の強みを適確に把握する。
- 自分の強みをわかりやすく表現する。
【秘訣1】自分の強みを適確に把握する方法
先日、「ストレングス・ファインダー」という、自らの「強み」を見出す簡単なwebテストを行い、その自分の強みをどう活かすのかを学ぶワークショップに参加した。グループワークの手順は以下である。- ファシリテーター(プログラムを進行する人)が任意の「強み」を指定する。
- その強みを持つ人を中心にグループ分けし、グループワークを開始する。
- その強みを持つ人に、それ以外のメンバーが「こんなケースの時、その強みをどう活かしますか?」と質問する(設問はファシリテーターがホワイトボードに書く)。
- その人が持つ強みをどう生かして問題解決をするのかを学ぶ。同じ強みを持つなら参考にする。違う強みであってもその人ならでの強みの使い方を学び、多様性を理解する。
- 1に戻る。
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こう説明すると、それを聴いていた他のメンバーは「うんうん」と頷いたり、「へぇ~」と驚いたりしていた。
さて、みなさんは私の「失敗から立ち直る方法」を読んでみて、どう思っただろうか。
もし、「そうそう、私もそうなんです!」と思ったら、きっと君は私と同じ強み「ポジティブ」「回復志向」を持っているはずだ。そして私が伝えた「失敗から立ち直る方法」が、君の「強みの活かし方」なのだ。
逆に、「うーん、私はそんな考え方できない!」と思ったら、きっと君は私とは違った強みを持っているのだ。よって、別の自分の強みを探さなければならない。この「ストレングス・ファインダー」か、その他のテストを使って自分の強みは何かを把握するか、「多分、自分の強みはこの辺りかな?」と想定し、その強みを持っていそうな社会人に、その「強みの活かし方」を教えてもらえばいい。
「どうしたら、同じ強みを持つ社会人に会えるの?」
それはそんなに難しくは無い。即興で以下の質問をすればいい。
「あなたの強みは何ですか?それをどう仕事に活かしていますか?」
この質問を5、6人の社会人にすれば、一人ぐらい君が「うんうん」と共感できる瞬間があるはずだ。それが、君と同じ「強み」を持つ社会人であり、それが君の「強みの活かし方」なのだ。その「強みの活かし方」を盗めばいいのだ。
尚、強みの活かし方は何パターンもあるし、君が持つ強みはきっと一つではない。自分の可能性を拡げるためにもどんどん聴いて、いろんなバリエーションの「強みの活かし方」をゲットしよう。
※次のページで、【秘訣2】自分の強みをわかりやすく表現する方法を学ぶ!
※「ストレングス・ファインダー」は、「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす」を購入すると無料で診断できる。また、「ストレングス」など、自分の強みを探すテストは他にもある。大学の就職課に行って調べてみよう。