企業説明会参加のダンドリ!
4月本番をイメージして、それまでに行うべきアクションをスケジューリングしよう。 |
- 企業を宣伝するための説明会
とにかく学生に自らの企業を理解してもらうための説明会。学内説明会や、合同説明会などに多い。学生にとっては企業研究の一手段。
- 選考に直結する説明会
選考プロセスに関しての説明があり、求める人材も提示される。エントリーシートが配布されるなど、この説明会に参加しないと、選考に進めないこともあるので注意。2~3月に開催される説明会は、4月の選考試験の前哨戦でもある。
前者は企業研究であり、時間があればどんどん参加して、自らが求める企業を絞っていくヒントを得るべきだ。ここで問題なのは後者である。例えば、ヤマハ発動機の採用スケジュールには、以下の記述がある。
<1st.MATCH(第一次選考)の参加資格>
- Real TOUCH Seminarにお越しいただいた方
- 合同企業セミナー・学内セミナーのいずれかにお越しいただいた方
考えてみれば当たり前で、その企業が提示する「求める人材像」や「経営理念」「詳しい仕事内容」などを理解せずに面接に来てもらっても困るわけだ。よって、必ず事前に企業説明会には参加しなくてはならないし、参加するにはエントリーが必要で、それには期日がある。期日を過ぎていれば、その企業の選考試験を受けたくても、受けることができないのだ。
そんな悲しいことにならないために、まず今はエントリー、そして企業説明会にしっかり参加することをスケジューリングすることが肝要なのだ。
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以上、1月のアクションは、みなさんの今後の就職活動に多大なる影響を与える。
期末試験など気になることもたくさんあると思うけど、
「今日は○○業界でエントリー漏れが無いか確認しよう!」
「今日は採用情報が未定のA社に電話しよう!」
「第一志望群のB社の説明会がいつあるか確認しよう!」
など、コツコツ確実に、やるべきダンドリして、後悔の無い就職活動を行おう。
※事情があって参加するべき企業説明会に参加できないなど困った時でも、諦めずに人事に電話して相談してみよう。
※2006年度採用に引き続き今年もおそらく、春~夏採用が終わってもずっと秋や冬まで採用窓口を開いている可能性は高い。よって春~夏に決まらなくても簡単に就職を諦めないように。
※採用活動が長期化した理由は、企業は採用数が多くなっても採用する学生の質を下げたくないからだ。私は勝手に「採用活動のロングテール化」と呼んでいる。
※2006年度採用に引き続き今年もおそらく、春~夏採用が終わってもずっと秋や冬まで採用窓口を開いている可能性は高い。よって春~夏に決まらなくても簡単に就職を諦めないように。
※採用活動が長期化した理由は、企業は採用数が多くなっても採用する学生の質を下げたくないからだ。私は勝手に「採用活動のロングテール化」と呼んでいる。