大学生の就職活動/就職活動の選考対策

就活履歴書ブラッシュップ大作戦(3ページ目)

履歴書を作成する上で一番大切なことは、「伝えたい最大限の自分を表現する」ことだ。写真、ハンコも含めた全ての欄を用いて、君が「求める力」を持っていること、そして再現できることを訴るつもりで書こう。

執筆者:見舘 好隆

3.修正液とハンコ

履歴書
ハンコがまっすぐ押されていないと、丁寧に仕事が出来ない人と思われてしまうよ。ちなみに写真のハンコはシャチハタですが、履歴書のハンコは朱肉をつけるタイプを使ってね。
まず修正液(修正テープ)について。知ってると思うけど、使ったら落とされる可能性は極めて高い。なぜなら、履歴書は「私はこんな人です」と自らを証明する書類。ハンコはそのためにつくのであり、修正液はありえない。どうしても修正したいなら、二重線を引いて訂正印を押すのが正しいけど、それは格好悪い。

というわけで、出来るだけ間違えずに書く方法を伝授する。

  1. 見本を見ながら書く。
    鉛筆で下書きする手もあるが、充分乾かさないと消しゴムで消すときに字が薄くなるリスクがある。よって、一番出来がいい履歴書をコピーしてとっておいて、それを見本にして見ながら書くのが効率的だろう。
     
  2. まず最初にハンコを押す。
    ハンコも写真と同様、できるだけ美しく押したい。まっすぐ押されていなかったり、薄かったりすると、印象は致命的にダウンしてしまう。姿勢を正して、気合を込めて押そう(慣れないうちはマウスパッドを下に敷くと良い)。そこで一言添えておきたいのは、「ハンコは最初に押す方が良い」ことだ。なぜなら、精魂込めて書き上げたあとに、ハンコで失敗したらかなり悲しいからだ。暇な時に持っている白紙の履歴書に、あらかじめハンコを押しておいて乾かしておくことをオススメする。急に履歴書提出になった時にも対応できるし、そもそも姓が変わらない限り、ハンコを押すことが無駄にはならない。
     
  3. 自己PRや志望動機から書く。
    見本を見ながら書くと言っても、自己PRや志望動機の欄は、提出する会社によって変わるはずだ(もし同じだったら、企業研究を怠っている証だ)。つまり履歴書上での「書き下ろし」部分。最もミスしやすい場所と言える。氏名や住所、学歴など変わらない箇所は、見本を見ながら書けばまず間違わない。よって、間違いやすい部分から書いた方が、間違ったときに無駄になる時間を節約できる。もちろん、一度パソコンや白い紙に下書きしてから書くほうが良い。


※次のページで、資格・特技欄のコツを学ぼう!
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