2.用紙をちゃんと選んでいるか?
中途採用なら、最近はワープロ作成も普通になりつつある。しかし、大学生の場合はまだ手書きが無難。書くときには黒の万年筆かボールペンを使おう。 |
ここで一考。君の大学の履歴書は、他大と比べて使いやすいのだろうか? 機会があれば、他大の友人の履歴書を見せてもらって比べてみよう。もしかしたら、他大の履歴書と比べて物凄く書きにくいかもしれない。もしそうなら、物凄く不利である。そんなことで、デメリットを背負うのは、やるせない。その大学購買部のやる気で、人生への旅路を左右されてはたまらない。
「こりゃあまずいな」と思ったら、ワードやエクセルを使って自作するのも一手だろう。最近のプリンターはきれいに印刷できるし、東急ハンズや伊東屋などで買ったいい紙で刷れば、市販のものに劣らない。
例えばとらばーゆ*netのオリジナル履歴書を見て欲しい。以下の点がとても工夫されている。
- 学歴に関する特記事項の欄
大学生も留学したり、ダブルスクールに通うこともあるのだから、欲しい欄だ。
- 資格取得に向けて勉強中!PR欄
在学中はそもそも大学の勉強をするべきであって、履修すれば取れる資格を除けば、勉強時間の関係上難しい。よって4年生いっぱい、もしくは卒業後も視野に勉強している人は多いだろう。その意気込みを伝える欄として欲しい。
- 入社後の目標欄
記事「エントリーシートの基本中のキホン!」で述べたが、企業は当然、入社してから「求める力」を発揮して欲しいと考えている。よって、この欄があればその意気込みを強く伝えることが出来る。
もし自作するなら、以上の点を参考にしてみよう。とにかく、大学指定のもので満足するのは、視野が狭いんじゃないか?と一度疑ってみよう。
※次のページで、修正液とハンコについて学ぼう!