大学生の就職活動/就職活動の選考対策

自己PR&志望動機講座の応用(6ページ目)

自己PRに書くことは「やりたいこと」「できること」「価値観」の3つ。特に「できること」はとても書くのが難しい。でも「スキル」を理解し、それを証明する書き方をすれば、説得力は倍増します!

執筆者:見舘 好隆


Step-5・今から受ける会社は何をPRすると効果的なのか?

さて、あなたが希望する仕事は、A~Dのどこの枠に当てはまりますか?


  経験がある仕事・職種 未経験の仕事・職種
経験がある業界・業種 A: C:
未経験の業界・業種 B: D:

わかりにくいかもしれないので、私の興味ある仕事、できる仕事の例を書き込んで見ました。参考まで。


  経験がある仕事・職種 未経験の仕事・職種
経験がある業界・業種 A:就職講座の講師
旅行の販売促進
人事採用担当
インターネットプロデューサー
就職関連のコラム執筆
C:ツアーコンダクター
WEBデザイナー
未経験の業界・業種 B:映画の販売促進
テレビ局のプロデューサー
ノンフィクションライター(就職関連除く)
D:漁師
ブライダルコーディネーター
プロフィッシャー
映画監督

さあ、埋まりましたか?どこに埋まったかな。全部の枠に埋まらなくていいよ。
さて、それぞれの仕事を希望する際に、面接であなたの「何」をPRすると効果的でしょうか?

なら即戦力であることでしょう。

なら仕事・職種に対応したスキルがあるが、業界は未経験。よってその業界に対しての固定概念が無いことがPRポイントになるでしょう。

なら業界知識はバッチリ。よって多角的な視点で業務ができることがPRポイントになります(例:営業→企画なら、営業の立場を理解した企画ができる)。

最後にD。みなさんはほとんどがここに該当すると思う。さて、何をPRしますか?


それは、「熱意」「姿勢」じゃないかな。例えば私が漁師になるなら、「一から全力で頑張ります!」としか面接で言えないよ。ただ、「熱意」と「姿勢」を伝えるしかない。

みなさんも、希望の会社がDに入るなら、基本は「熱意」「姿勢」を重視して下さい。今から学ぶ「スキル」については、中途採用における「即戦力に相応しいスキル」ではなく、「熱意や姿勢を証明するスキル」と思って下さいね。


次のページで、3種類のスキルを学びます。

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