就活マニュアルを参考にしてもダメなのが面接

面接にどうのぞむ?

面接にどうのぞむ?

面接のときに、多くの方は「質問を想定した答え」を考え、頭の中でシミュレーションして面接の日を迎えることでしょう。様々な就活マニュアルを参考にして、書き出したり、暗記をしたり。でも…仮に100の質問に100通りの答えを準備したとしても、101個目の恐怖が消えるわけではありません。面接官が一番嫌うのは、用意したセリフを話す候補者です。

あなたは“優秀な他人”を演じる必要なんて無いのです。

「受けて答える」姿勢はそれだけで受け身になっている証拠。面接は「受け答えの場」ではなく、等身大の自分を披露するオーディションなのです。オーディションであれば「自分のコレを伝えたい!」という主体的な考えを持って臨むことが必要です。

日本人は「私はあがり症」と言うけれど……

緊張して「あがる」という心理の中には、実はそこに敵対心が含まれているのです。試合前のスポーツ選手のインタビューを思い出してください。メンタルトレーニングを受けている一流選手は必ず「楽しんで来ます!」と言って試合に臨むでしょう。戦う気持ちだけを前面に出すことは、自分自身が緊張してしまい本来の力を出すことができなくなることだと知っているからです。つまるところ「就職活動は戦いではありません」。

人事さんと戦ってもしょうがないし、誰かを蹴落として自分が内定を掴むわけでもありません。最後にしっかり“握手”ができた人が「内定」です。大丈夫!企業が面接をする目的はあくまでも「採用すること」であって、落とすために面接をするわけではありません。

面接官はあなたが本当に入社して働きたい意志を持ってきたかを確かめるために、様々な質問を投げかけてくるのです。あなたが大切にすべきことは「企業研究・仕事研究」。しっかりと魅力を受け取って、不安はあったとしても“大好き”になっていく準備が一番大切なことです。採用したいという企業の意図に一生懸命に応えようとするその姿勢こそが、採用担当者が一番望んでいる姿なのです。

話べたでも大丈夫!誰にでもできる意欲の表現

「自分はコミュニケーション力に自信が無い」求職者の中には、そう思い込んでいる人が圧倒的に多いようです。確かに流暢に自分の考えを述べることは本当に難しいこと。伝わる言葉を選んだり、論理的にまとめ上げたりと課題はたくさんあるでしょう。それでも思いを伝える手段をあなたは持っています。意欲や意志を伝えるのは言葉の数だけではありません。例えば採用担当者が見ているのはこんなことなのです。

1. 「目の力」で分かる!
内定欲しさの応募者と、本当に“働きたい応募者”の目とは明らかに違います。就活期間が長くなればなるほど「またダメかも…」という弱さも漏れてきます。また1社1社への研究も甘くなり、志望動機も付け焼刃では堂々と語れないでしょう。心の裏側は全て目に表れてしまいます。自分自身が納得できる準備は絶対に怠らないことです。

2.「声の力」で分かる!
採用担当者はあなたの声の力に“生命力”を感じます。
採用担当者は厳しい社会の中でともに頑張れる人が欲しいのです。受付や面接開始での第一声を腹の底から出すことで、その後の面接での会話も落ち着いて堂々とできるものです。多くの言葉より、あなたの魅力をここで発信することができます。

3.「凛とした姿」で分かる!
あなたが仕事に使命感や責任感を持っていれば、その立姿も“凛”と映ります。内定獲得はあくまでもスタートラインに立つこと、そこから先にある“働く意志“をしっかり持っていればいるほど、“凛”として落ち着きのある振る舞いも出来てきます。

4.「見返りを期待しない挨拶」で分かる!
企業のフロアですれ違う人達は全て先輩社員だと思って、自分からの挨拶を心掛けましょう。面接はそのビルに入るところから始まっているのです。そして選考の評価とは意外なところで大きな差がつくものなのです。

「何を訊かれるのだろう」「なんて答えたらいいのだろう」と戸惑う前に、自分自身の働く決心に耳を傾けてください。就職活動の主役はあなた自身なのです。


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