就職活動ワースト1は、インターネット!
リチャート・N・ボウルズの著書「あなたのパラシュートは何色?」に、愕然とするデータが載っていました。なんと、就職活動ワースト5のすべてが「会社や大学が用意した方法」であり、そのワースト1がインターネットなのです。■就職活動のワースト5(※アメリカの就職活動全般のデータ)
- インターネット(就職サイト)・・・成功率4%
- 手当たり次第にハガキや履歴書を郵送する・・・成功率7%
- 目指す分野の専門誌・業界紙の求人広告・・・成功率7%
- 地元の新聞の求人広告・・・成功率5~24%
- 民間の職業紹介所・調査会社・・・成功率5~28%
もちろん、これはアメリカのデータなので、そのまま日本にあてはめることは出来ません。そこで、日本での成功率(中途含む)のワースト5を見てみましょう。
- 雑誌・・・成功率14%
- インターネット・・・成功率17%
- 人材紹介会社・・・成功率24%
- ハローワーク・・・成功率25%
- 新聞広告・・・成功率40%
ここでもインターネットは、雑誌に次いでワースト2なのです。
さらに日本の新卒での就職活動の場合、中途に比べインターネットの依存率は高く、アメリカのようにインターネットを使って気軽にレジュメをエントリーする方向に近づいています。だからこそ、アメリカのデータ「インターネットでの就職活動成功率4%」という数字は、無視できない数字なのです。
仮に日本でのインターネットでの就職活動成功率(中途含む)17%を用いた場合でも、もし就職サイトだけで就職活動をすれば、100人のうち83人は就職できません。
何だか、背筋がぞっとしませんか?
※次のページでなぜ就職サイトだけじゃ、成功率が低いのかを考えよう!