前回の記事で「決算を楽に終わらせる」ためには「チェックリスト作り」が良いのでは?とご提案しました。

マラソンも、ゴールが分かっているからこそ頑張れるというもの。
チェックリスト無しで決算に臨むのは、暗闇の中をマラソンするのと同じこと。
そんなわけで、今回は決算チェックリストの作り方と、ポイントをご紹介していきます。

チェックリスト作りのポイント

道
「チェックリスト作り」は「決算の道標」をつくること。これを頼りに決算作業をしていくことになりますので、慎重に作っていく必要があります。

「さあ、やるぞ!」というわけで、いきなりチェックリストを作成しても良いわけですが、いくつかのコツを抑えておけば、ますます役に立つチェックリストになるはずです。そのポイントをご紹介していきましょう。

■ チェックリスト作りのタイミングは?

決算チェックリストをいつ作ればよいのか?まず、浮かんでくるタイミングは「決算前」でしょう。それはそうですよね。決算前にチェックリストを作っておかないと、決算作業に使えません。

でも、もう一つチェックリストを作るタイミングがあります。それは「決算作業後」です。決算を終えた直後、決算でどんな作業をしたのか思い浮かべながらチェックリストを作るのです。決算を終えた直後であれば、決算でうまく行った点、残念だった点の印象が強く残っていますので、より実用的で役に立つチェックリストを作ることが出来ます。
「決算も終わって疲れたので、後でいいや」という気持ちも分かりますが、決算が終わると通常の日常業務が待っています。決算終了直後に総括を兼ねて、次回の為にチェックリストを作るのをお勧めします。

「チェックリストは、もう作ってありますよー!」という方も、決算後にチェックリストを見直して項目等の追加・訂正をしていくようにすれば、より完成度の高いチェックリストを作ることが出来ることでしょう。

■ チェック項目の挙げかたは?

決算で行う作業を思い浮かべるとあれこれ様々なものが浮かんできて、もしかしたら上手にリストにまとめられなくなってしまうかもしれません。そんなとき、うまくリストにまとめるコツの一つとして、「勘定科目ごとにまとめる」ということがあります。
「合計残高試算表」や前期の「決算報告書」を見て、勘定科目をリストアップしていき、その勘定科目ごとにやらなければならないこと、あるいは気をつけなければいけないことを書き出していくようにしていけば「チェックリスト」としてまとめていくことが出来るかと思います。

それでは、具体的なチェックリストの例を次のページでご紹介していきます。

「百聞は一見にしかず」次ページで詳細にご説明します。