コンサルタントで働く/コンサルタントの仕事

コンサル思考で実現 北京でメダル2倍の方法 1(2ページ目)

「次回北京オリンピックで日本のメダルを2倍にするにはどうすればいいか提案してください」コンサルの面接で出そうな問題です。実のところこれは実際に出題された問題です。みなさんはどのように考えますか?

執筆者:大石 哲之

読者の回答を紹介します

前回のメルマガで読者のみなさんに答えを募ったところ、いくつか反応がありましたので、ちょっと掲載してみます。

「競技数を増やす」 匿名希望さん

「競技人口の少ない、比較的メダルの取りやすそうな競技を探し、恐らくそういった競技では選手活動における資金やバックアップ体制が整っているとは言い難いと思いますのでそれらを支援することでメダル増を見込む。」 匿名希望2さん

「審判を買収する」「採点方法を変える」「ばれないドーピング方法を開発する」などというユニークなものも考えられます。

しかし、どれの答えも決定打に欠ける気がしませんか?どうしてそう感じるのかといえば、たぶんこういうことなのです。

「どうしてその方法がベストなの?」
「他に方法はないの?」
「それだけでほんとに2倍になるの?」

ということだとおもいます。だからスッキリしません。面接でこの問題がでたときも、面接官のツッコミは、まさにそれでした。

他に方法はないの?と聞かれて、「そうですね、他にもこれこれという方法も考えられると思いますが・・・」などと答えたら、アウトですね。

なにか思いつく解決策をone of themをただ喋っただけという印象を与えてしまいます。何にも考えてないのが、バレバレです。

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