語学力だけでなく専門知識が不可欠。

前回、前々回とご紹介をしてきたフリーの在宅翻訳者三瀬乃利子さん。
今回はズバリ「翻訳者にとって何が大変なのか」をおききしています。そしてフリーランスとして順調に活躍する今、次のステップとして考えていることについても教えてもらいました。

翻訳者にとって大変なこと1ページ目
フリーランスならではの大変さ 2ページ目
新たな挑戦 映像翻訳の世界 3ページ目
翻訳者として経験を積むウラ技 4ページ目


今までのお話はこちら
英中日翻訳者 プロがたどった道のり
プロにきく 翻訳者4つの心構え

翻訳者にとって大変なこと

「専門知識が求められることです。」
翻訳者の心得としてあげられた「専門分野」。
これがなかなかに大変なのだそうです。

「例えば、電車の仕様に関する書類の翻訳などがぽんと依頼されるのですが、全体を読んで意味はわかっても、日本語で何て言うのかわからない。
あー、踏み切りの横に立っているアレのことだ、とわかってもどんな名前なのか(笑)。
また、現在はIT関連を多く翻訳していますが、特にこの世界は日々進歩しているので次々と新しい言葉が生まれます。それを調べるのが大変ですね。ひとつの言葉を調べるのに数日かかることもあります。

またクライアントによって使う単語が異なることもあります。
例えば同じものをさしてもA社は○○と言うけれども、B社では△△と言うことがあります。特に取扱説明書などではその企業が使っている言葉に統一する必要があるので、そういったデータの管理なども大変です。」
日本のエージェントでは、エージェント側でデータベースを管理し言語の統一をしてくれるところもありますが、台湾などのエージェントではわりと翻訳者任せなのだそう。