何を納品したかはエクセルで管理。手帳は偶然にも以前紹介したクオバディスを愛用されているのだそう!

フリーランスならではの大変さ

「それから、自己管理と時間配分です。
抱えている仕事の量は常に把握しておく必要があります。エージェントからは○○文字だけど○日までに大丈夫?と仕事の依頼がきます。
そのときに、ぱっと答えられるように、自分の仕事のペースと抱えている仕事を常に把握しておく必要があります。

もっと言うと、別のエージェントから急な案件がはいっても対応できるように、納期を少しでも遅めに設定できるものは遅めにしてスケジュールに余裕をもたせておくなどの管理も大切です。

また、一人で自宅でする仕事なので、どうしてもルーズになりがち(笑)。そのあたりの自己管理も自分でするしかありません。」

フリーランス、つまり個人事業主となると、全て自己管理。時間の使い方も今月の収入がいくらになるかも自分次第なのです。

とはいえ、無理をしすぎないことも大切だそうです。
「ある程度仕事がくるようになったら、断らないといけないときもでてきます。
かといって断り続けると仕事がこなくなってしまうので、勿論断るときもきちんと次にはつながるように気を遣います。」

こういったスケジュール配分や仕事の調整ができるようになったのは、ここ4~5年だそう。
最初の頃はとにかくなんでも受けて、そうやって経験を積んでこられたのです。


翻訳者としてやりがいを感じるとき

「翻訳者ですので、当然のことながら自分の訳が認められたときは嬉しいです。
また私の場合はもともと書くこと、日本語で表現をすることが好きなので、自分の感性
を生かせる仕事は特に楽しいですね。」

幼い頃から小説や文章を書くことが好きだった乃利子さんは、翻訳の世界でも、より自分の感性を活かして自分の文章で表現のできる分野に興味があるのだそう。
そんな乃利子さんが次に目指しているのは映像翻訳の世界でのキャリアアップ。

すでにDVDやケーブルテレビの番組などの翻訳も10本ほど手がけた経験があります。
映像翻訳といえば、独特のルールや技術が必要とされる翻訳の中でも特殊な分野。
映像翻訳の世界で食べていけるのはほんの一握りとも言われる厳しい世界です。最初のきっかけを手に入れることさえ難関といわれるこの世界でどうやって最初の仕事を手にしたのでしょうか。