海外で秘書になるには
●英語で秘書に有利な資質・能力
・英語でのコミュニケーション能力(文章、会話)
・スピーディな事務能力
・折衝・交渉能力
・その会社の業務分野に関するある程度の知識
・冠婚葬祭などその国の一般常識
・柔軟性・社交性
・秘密を守れる節度
など、面接時には上記のような部分をアピールできるように心がけましょう。
●国際秘書検定(Certified Bilingual Secretary)
日本語、英語での秘書業務に関する検定試験。毎年一回、社団法人日本秘書協会の主催で行われます。海外で広く知られているわけではありませんが、客観的な指標として外資系企業などにはアピール度が高いでしょう。
●TOEIC
語学力をみる指標として、やはりTOEICが多用されます。特に日本法人や支店での勤務となれば、まずTOEICの点数で英語力を試されることは間違いありません。「TOEICを活かせ!海外就職編」はこちら。
秘書から始まるキャリア
日本では、「秘書は秘書」と限られてしまっていることが多いのですが、海外では必ずしもそうではありません。秘書をやりながら法律の勉強、経理の勉強をし、秘書時代の人脈を活かして転職をするケース。また、私の知人などは(日本人ではありませんが)、秘書で就職をし、その実力を買われて10年経った今では北アメリカディビジョンの統合マネージャという人もいます。秘書という仕事は、守備範囲が広いだけにいろいろな経験をすることができます。特にまだ「やりたいことが見つからない。でも海外で一度働いてみたい」という方にはピッタリかもしれません。
「秘書」というとどうしてもアシスタント的なイメージがありますが、実際本当に有能な秘書の方は上司の生産性をあげるプロフェッショナルです。そうしたスキルは他の職場やシチュエーションでも大変役立つものですよね!
【関連リンク集】
社団法人日本秘書協会 国際秘書検定