海外で働く！「憧れの仕事」セレクション（3）　世界の一流ホテルを目指す(2ページ目)

憧れのホテルで働くために

上記のように、様々な職種があるために、ひとつの方法があるわけではありません。しかし、一般的にソムリエやシェフなどの専門職である場合には、そのための教育・修行を行うことがもっとも近道だといえるでしょう。

具体的には、ソムリエになるための勉強をし、資格をとる。シェフになるために料理留学をし、現場で経験を積む。そんなステップが必要になってきます。

一方、経理、人事、広報、マーケティングのような職種の場合には、必ずしもホテルからキャリアをスタートする必要はありません。他の業界からでもそれらのスキルを持っていれば転職も可能です。

さらに、「ホテルの経営」に携わりたい。そんな場合には、経営大学院（MBA）でホテル経営学を教えている学校があります。多くはアメリカの大学院ですが、日本や香港などにも一部存在します。

ホテル業界の転職情報

いわゆるホスピタリティー産業に特化した転職情報サイトは、アメリカのhcareers.com（英語）がもっとも大きい。常に3万件以上の求職情報が集まっているので、本気で今から仕事を探すぞ！という方には是非一度は目を通してほしいところ。特に、特殊な職種に関しては、通常の求職サイトにはほとんど出てこないのでこういう場所でチェックすることが必要になってきます。

また、グローバルチェーンを持つホテルであれば、日本で就職をして、その経験をもとに関係者に紹介をしてもらうという手もあるでしょう。

---

これだけの多彩な才能や能力が集まって、「おもてなし」というハーモニーを生み出すのがホテルという場所です。スキルや経験ももちろんですが、自分の強みを活かして、お客様の笑顔のために働きたい！という意思がなにより重要なのかもしれません。

【関連リンク集】
旅行・観光・レストランのお仕事 from All About[海外で働く]
ホテル業界就職ガイド
ホテルほど素敵な商売はない－21世紀ホテルビジョン