今回から3回シリーズで、みっちりと英語面接(Interview)について書いていこうと思います。準備は今からでも遅くない!
≪第1回≫
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Interview=英語の面接?▼
一番重要!面接の準備▼
こんなにあるの?面接の種類≪第2回≫
▼不合格を招く魔の質問
▼覚えておいて損はない!面接の小技
≪第3回≫
▼いよいよ緊張の給与交渉
▼天下分け目のフォローアップ
▼この本で英語面接攻略!
Interview=英語の面接?
| 「Interview」を単に「日本語の面接を英語で行うもの」だと思う方がいらっしゃるようですが、実はまったく違います。
もちろん同じような質問をされることもありますが、「合格する答え方」のポイントが異なるのが普通です。
端的に書くと、「Interview(以下、英語面接)」においては、日本での面接に比べてはるかに自分を明確にアピールする必要があります。謙譲の美徳は必ずしも求められていないのです。
もちろん「できないことをできる」と表現するのはもってのほかですが、「できることをあえてできない」というのは誤解を招くことになるでしょう。
まずは、面接に望む前に、「自分が自信を持ってできると言えること」「自分の強み」を洗い出して、堂々と英語で表現できるように練習を積みましょう。
一番重要!面接の準備
海外では面接は重要視されており、数多くのノウハウ本が出版されていたり、セミナーや模擬面接なども行われています。
もちろん、準備といっても受け答えを丸暗記すると言うのではなく、何を聞かれてもいいように、あらかじめ自分の意見を整理しておく、そしてそれを面接官にスムーズに伝えると言うのが目的です。
1)会社がなぜ私を採用しなければいけないのか?
最低限準備しておかなければならないのは、会社、そして応募職に求められているものは何かを事前に調べ、自分がどれだけ適合しているか具体的に伝えられるようにすることです。
会社の発している言葉をかみくだいて自分の言葉で語れるようにしておきましょう。抽象的ではなく、具体的に自分の経歴とからめて話せるようにすることがポイントです。
2)練習・練習・練習!
スポーツ選手がイメージトレーニングをすることはご存知だと思いますが、まさにそれをおこなうことも効果的。会社に足を踏み入れたところから、面接光景を何回もイメージし、受け答えの練習を実際に行います。まずは、紙に書いて自分の考えを整理しても良いですね。そして、必ず声に出しての練習をしましょう。
3)当日の服装について
服装は日本企業での面接と同様、スーツで清潔感ある格好が理想です。なるべくプロフェッショナルなイメージを与えられるような立ち振る舞いを心がけましょう。
次のページでは、面接の種類についてお伝えしようと思います。そうなんです、面接といってもいろんな種類があるんです。