≪前編≫
▼ランゲッジビレッジができるまで
▼ランゲッジビレッジでの教え方
≪後編≫
▼ランゲッジビレッジではこんなことが起きます!
▼費用や対象者について
ランゲッジビレッジではこんなことが起きます!
TOEICの点数がこんなに伸びた! |
秋山:1ヶ月、LVの授業を受けてトイック500点だった人が900点まで伸びた人がいた。これは、提供しているプログラムが本当に効果のあるものだと自信を持つことができた、効果を実感できたという意味で嬉しかったエピソードです。他には海外旅行の代わりに、ここに来ることを楽しみにしてくれるシニアの方がいらしたり、もう20回も通ってくれている方がいたりということも嬉しいですね。
-逆に、シャイすぎてずっとしゃべれない人、なんていうのはいるのでしょうか?
秋山:日帰りで参加する生徒さんのなかには、慣れないままになってしまう方も残念ながらいらっしゃいますが、1週間単位で滞在して、全く喋らずに過ごす方はまずいらっしゃいません。一緒に生活をするので、学校などのクラス内と違って会話を避け続けることは無理です。
高野:例えば、高校生や大学生の中には、はじめ全く英語がでてこなくて、ジェスチャーや、音だけでなにかを訴えてくる状態の子もいるのですが、そのうち、「自分が英語を話す」という状況になれるのか、突然、英語を話し始めます。
最近では一緒に受講した生徒のなかに中学生の男の子がいたのですが、それこそはじめは全くなにも口にしませんでした。けれど、3日ほど過ぎた頃から急に饒舌に!話し始めた瞬間はちょっと驚いたほどです。彼は優秀な私立中学に通っていておそらく文法ははいっていたんですね。その知識が、あるとき、会話と結びついたんだと思います。
秋山:かつては、日本語を話さないで!と徹底するのも難しかったのですが、今では誰も、日本語を話しません。部屋の中ですら生徒同士英語での会話にチャレンジしている方が多いようです。
-生活をともにするわけですから、ケンカなども起こりますか?
高野:あるとしたら、ゲームに夢中になりすぎて、冗談半分で「ずるい!!」と責めるくらい。そんなときには、こうやって喧嘩するんだなぁなんて、また勉強になったりします。もっともっと長く滞在して、本気でけんかできるくらいになったら、またそんな言葉も勉強できちゃうかもしれないですね(笑)。
秋山:生徒と先生の間でも、本体ならそんなぶつかりがあってもいいのだと思う。宗教、政治について熱く語る、それが本来のアメリカ人。本来ならその主張を控えるべきではないのだけれど、そこは現在模索中です。
生徒にとって快適な環境をつくりすぎてしまっては、LVが、本当の意味での外国生活の疑似体験にはならない。
次のページからは、具体的な費用や海外就職に向けてどのように役立つか?という点について触れていきます。