まずは、職務経歴書からはじめましょう!
たな卸しをかねて、職務経歴書作りからはじめましょう。 |
転職しなくても、今の会社のなかで遣り甲斐をさらに見出せるようであれば異動の話を検討してみることも良いでしょう。 いろいろ検討してみたなかで、転職を具体的にしてみた方の事例とアプローチの仕方について以下にまとめました。
■事例1
好きな分野で転職を決めました!
50代、外資系メーカー勤務、エンジニア、男性
会社の方向性として、人員を削減していく方向性は明確。次のステップを考える必要を感じていた。その方は、大好きなことは何か??を徹底的に考えた。その回答は、「鳥」だった。鳥好きのその方は、その領域で起業をすることを考えたが、すぐには、難しいことを悟った。さまざまな情報にあたったうえで、最終的にみつけた仕事は、レース鳩のセンサーの会社であった。よくよく話をきいてみると、営業に課題がある。営業経験はなかったが、好きな領域、商品であれば、きっとできるはず。強い確信があった彼は思い切って飛び込んだ。その後2年がたち、いまではすっかり営業マンの顔になっていた。すがすがしい笑顔。やはり好きなことをやったほうがいいのだろう。人間というものは。
■事例2
経験を活かして、ベンチャーへ!
50代 管理部長、男性
一貫して経理、財務系のキャリア、それに加えてマネジメントを行っていた。こちらの方は、中堅メーカーに勤務しており、独立志向やベンチャー
志向・興味はあるものの、自分とは別の世界と認識していた。しかし、現職の企業の業績の雲行きがあやしくなってきた。年代的に、規模が大きい会社に普通に転職するのは難しいと考えた彼は、その後、ベンチャー系の経営者が集まる会やセミナーなどに参加し、人脈を広げていった。結果としてよい出会いがあり、ベンチャー企業でバックオフィスの弱い会社に転職。自分の強みと会社の課題がジャストフィットして充実した日々を送っている。
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