(2)転職支援(人材紹介)会社に相談する
人材紹介会社選びも重要。それぞれの強みを把握し、利用しよう。 |
■総合型…デパートのように、様々な業界、会社をカバーしている。人材バンクともいわれ、登録制をとっている。
【リクルートエージェント】
業界最大手の転職支援会社。リクルートグループ。なんといっても、「求人数圧倒的」。会社としての歴史もある。多くの案件を知りたいという方にはここにまさる会社なし。
【インテリジェンス(DODA)】
業界2位の転職支援会社。紹介業としての歴史は浅いが、急成長。立地もよく
東京では東京駅直結の丸の内ビルディングでキャリアカウンセリングが受けられる。リクルートエージェントほどではないものの求人数もかなり多い。
【JACジャパン】
業界3位の転職支援会社。外資系に強みを持っている。「転職しないほうがよい。」というユニークな転職に対する考え方を持つ。2006年株式を上場した。
■専門型
業界や職種、年収やハイスキルな方など、ブティックのように
専門特化している。知人紹介や、ハンティングまたはスカウト形式を
とっている。エグゼクティブサーチともいう。
【ラッセルレイノルズ】
世界トップクラスのヘッドハンティング会社。グローバルなネットワーキング力がある。経営幹部クラスの人材に特化。
【日本コーンフェリーインターナショナル】
世界トップクラスのヘッドハンティング会社。1973年より日本法人があり歴史もある。外資系企業に強み。
【縄文アソシエイツ】
日本トップクラスのヘッドハンティング会社。ヘッドハンティング会社のクライアントは外資系が中心だが、日系の会社に強みを持っている
【ムービン】
コンサルティング業界に特化した専門サービス。業界のなかでも珍しい立ち位置。経営者も戦略ファーム出身。レジュメ添削や面接対策などの精度が高いと評判。
【グロービスマネジメントバンク】
経営人材に特化した転職支援サービス。興味深いセミナー等も頻繁に運営。グロービスグループとしての強みがあり、自社グループ投資先の企業もあることが特徴。
【キャリアブレイン】
医師、看護師、薬剤師、歯科医師など、医療関係に特化した転職支援サービス。急成長中。
【ゼネラルパートナーズ】
障害者専門、総合就職、転職支援サービス。求人媒体も持つ。業界ナンバーワン。急成長中のサービス。
【グローリアス】
営業職に特化した転職支援サービス。完全特化型という意味で珍しい。
【コトラ】
投資銀行業界に特化した転職支援サービス。金融を中心に転職支援を展開。
【キープレイヤーズ】
代表が、法人営業と、キャリアカウンセリングを同時に行うためマッチングの精度が高い。「起業を視野に入れた転職」や「異業界の転職」など他社があまりやっていないことも手がける。モバイル、インターネット業界に強みがある。
(3)知人、友人、ネットワークの活用
最後に、知人、友人などネットワークを活用した情報収集。まずは、自分の友人に、勤めている会社の情報を聞いてみる。友達と働くのは嫌という方もいるだろうが、大きな会社であれば、部署も違うだろうし、案外効果的。また、転職していった方を大切にすると良いでしょう。転職していった方というのは、自分と同じ会社出身で、転職活動を経験しているケースが多く、自社の評価やどんな可能性があるのか体感済みである。参考になる意見が聞ける場合がありますし、案件も知っている場合があります。今回は大きく3つに分けてピッタリあう求人の探し方について考えてみました。転職支援会社の場合は、その方の中期的なキャリアを考えた上で、アドバイスをしてくれるのでメリットがあります。一方で、担当者によってあたりはずれ、相性の問題もあるといわれています。相性が合わないときは、カスタマーセンターなどに思い切って、その旨を伝えることも重要。
自分の人生がかかった大事な転職。米国では、人生を有意義にするためには、3人の専門家を持てといわれています。医者、弁護士、キャリアコンサルタント。あなたにとってベストなお抱えのキャリアコンサルタントを持つことは、ピッタリな案件を探すためにもっとも重要なことのひとつであることはいうまでもありません。