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業界別、最も有効な情報収集ツールはこれだ!!(2ページ目)

求人情報を得る手段はいくつかありますが、業界や企業規模によって利用されるツールには違いがあります。目指す業界に有利な情報源を知って、効率的な活動を心がけましょう。

執筆者:西村 吉郎

●情報通信業
1 自社独自のウェブサイト   54.8
2 公共職業安定所       49.7
3 就職情報誌、就職情報サイト 47.2
自社サイトがトップに来るのは、さすがにIT業界というべきでしょうか。ただ、ハローワーク、就職情報誌などもかなり利用されていますので、欠かさずチェックしましょう。

●運輸業
1 公共職業安定所       79.9
2 新聞の求人広告・チラシ   48.4
3 就職情報誌、就職情報サイト 28.9
建設業同様にハローワークの利用率が高いのですが、新聞や雑誌、ネットも多く利用されています。

●卸売・小売業
1 公共職業安定所       56.8
2 新聞の求人広告・チラシ   35.6
3 就職情報誌、就職情報サイト 33.3
運輸業と同じようなランクになっていますが、ハローワークの利用率が低い分、並行して複数のツールをチェックする必要があります。

●金融・保険業
1 就職情報誌、就職情報サイト 42.1
2 自社独自のウェブサイト   39.3
3 新聞の求人広告・チラシ   34.7
この業界は唯一、ハローワーク(33.0)がランクから落ちました。後述しますが、「民政職業紹介事業所」の利用では、情報通信業に次ぐ利用率となっています。

●不動産業
1 就職情報誌、就職情報サイト 62.1
2 公共職業安定所       59.6
3 自社独自のウェブサイト   33.2
ランク外ですが、この業界は、「企業等が主催する説明会・セミナー」の利用率が全体でトップ(10.2)となっています。説明会などは、面接の前に会社情報を得るまたとない機会ですから、積極的に参加するようにしましょう。

●飲食店、宿泊業
1 公共職業安定所       58.4
2 新聞の求人広告・チラシ   42.0
3 就職情報誌、就職情報サイト 41.0
このほか、自社ウェブサイト、縁故、民営職業紹介事業所なども10ポイントを超える利用率となっています。

●医療、福祉
1 公共職業安定所       71.8
2 新聞の求人広告・チラシ   39.0
3 就職情報誌、就職情報サイト 27.2
縁故採用も19.9ポイントで、電気・ガスなどの業界に次いで他覚なっています。

●教育、学習支援業
1 新聞の求人広告・チラシ   51.0
2 公共職業安定所       42.8
3 就職情報誌、就職情報サイト 38.2
ハローワークや情報誌などよりも、新聞の利用率が高い業界です。

●サービス業
1 公共職業安定所       63.9
2 就職情報誌、就職情報サイト 40.9
3 新聞の求人広告・チラシ   38.1
この業界は、ハローワークが主催する合同説明会の利用率が10.2ポイントで最も多くなっています。ハローワークを尋ねた折りには、このような合同説明会開催の予定についても情報を集めておきましょう。  
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