転職のノウハウ/内定・入社・退職手続き

内定辞退は、スマートに!(2ページ目)

年内か、3月末で辞める予定で、転職準備中の方も多いのではないでしょうか。しかし、せっかく内定をもらった会社も、時には辞退せねばならないことも。今回は、スマートで失礼のない内定辞退の方法をご紹介します。

執筆者:高野 秀敏

内定をもらったあとの辞退方法

内定辞退が決まったら、速やかに連絡。
内定辞退が決まったら、速やかに連絡。
内定後、決断までの時間を待ってくれることもあります。その場合、いつまでまってくれるのか、企業によっては、たとえば、2週間など納期を設けてくる会社もあります。他社選考状況を伝えて、状況の理解をしてもらっておくことが必要です。待っていただいて、辞退する場合は、辞退については、速やかに伝えることと、人事担当者も評価が関係しますので、人事担当者や面接官の対応や動きはとても良かったなど、メールなどでフォローの履歴を残しつつ、お詫びの連絡を入れることです。

では、実際に内定辞退はどのようにすればよいでしょう。詳しくお話します。

■自己応募の場合
他社に決定することを決めた時点で、いち早く連絡をするのがコツ。まずは電話を担当者にかけ、辞退する旨とその理由を告げます。どこの会社にいくか?を聞かれた場合だが、これは回答してもしなくても問題ありません。また、訪問してお詫びをする必要は必ずしもないが、呼ばれた場合は、理由を説明しに伺いましょう。

■エージェント経由の場合
最終意思決定が、そのエージェントを経由している場合は、結局のところ、ビジネスになるので、気楽に伝えられるだろうが、自己応募や他エージェントからの応募先で決定する場合は、伝えるのが気が重いものです。しかし、そこは速やかに、電話またはメールを送ってお詫びをすること。これが重要です。一日でも早く伝えたほうがよいでしょう。また、代わりの人材を随時募集していることが多いので、転職を考えている友達や同僚がいたら紹介しますといってあげると、心理的にエージェントも救われるかもしれません。


以上が、スマートで失礼のない、内定辞退の伝え方です。相手の気持ちや立場を考えれば当たり前のことばかりですが、できるだけ速やかに伝えるのがよいでしょう。
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