転職のノウハウ/内定・入社・退職手続き

内定辞退は、スマートに!

年内か、3月末で辞める予定で、転職準備中の方も多いのではないでしょうか。しかし、せっかく内定をもらった会社も、時には辞退せねばならないことも。今回は、スマートで失礼のない内定辞退の方法をご紹介します。

執筆者:高野 秀敏

今年いっぱい、あるいは3月末で会社を辞める予定で、転職・就職の準備中の方も多いのではないでしょうか。しかし、せっかく内定をもらった会社も、時には辞退せねばならないことがあります。そこで今回は、スマートで失礼のない内定辞退の方法をご紹介します。

そもそも、面接中にやってはいけないこと

「御社が第一志望です」の、一言が危ない。
「御社が第一志望です」の、一言が危ない。
そもそも、内定の前のプロセス(たとえば面接中など)でやってはならないことがあります。これをやってしまうと、いざ内定を辞退しようと思った時に、しにくくなってしまうからです。

まず、学生のように「御社が第一志望です」と言ってしまわいなこと。これは、自分を低く売り込んでしまう行動にもあたります。これを言ってしまっては、仕事内容、年収、ポジションについて、有利になることはありません。できるだけ、低くみられることは避けるべきです。そうすれば内定を辞退することになっても、他社も受けているし、もっとも納得した企業に転職するわけで、トラブルにはなりません。あとくされにもなりにくいのです。

そして、エージェント経由の場合ですが、この場合は、エージェントに対して、他のエージェントとの状況をオープンにしておくことが重要です。進捗状況や意向については、随時オープンにしておいたほうがよいです。各エージェントは、クライアント企業とあなたのために動いています。そこで情報が伝わっていないと、エージェントや企業から、あなた自身が、信頼されない結果になってしまうことがあります。
世間は案外狭いもので、面接官だった人が、転職して、自分の転職先の上司になってしまったなんてこともよくある話です。誰に対しても、不義理なことはしないように気をつけましょう。
とはいっても、なにも恐れる必要はなく、正直に誠実に話をしていけばいい。それだけです。

次のページでは、内定辞退の具体的ノウハウをご紹介!>>
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