転職のノウハウ/転職活動を始める前に

転職の目的を自ら問い直してみませんか? 転職決断のセルフチェック(4ページ目)

間違いのない転職のためには、転職の目的をはっきりさせることがいちばんのポイントです。最終的な決断を下す前に、なぜ転職するのか理由を再認識することから始めましょう。

執筆者:西村 吉郎

■人間関係を背景とした退職理由

□上司がまったく信頼できない
質問:上司個人に対する好き嫌いの問題ではないのですね?

yes 
偏見のない昇進が行われている会社であること。事前に配属予定先の上司と面会を求め、納得できる上司かどうかを確認する。
no 
もし、あなただけが嫌われている状況であれば、あなた自身の態度に問題があると考えられます。これまでの上司との接し方を振り返り、反省すべき点があれば、少しずつでも改めていけば、上司の対応も変化するかもしれません。

□プライベートなつきあいがいやだ
質問:断わると関係維持に影響が出るのですか?

yes 
アフターファイブのつきあいまで強要されることがないこと。家族的なつきあいまで求められる環境にないこと。
no 
上司や同僚の誘いを断ると支障が出るというのであればともかく、何も問題がなければ断ればいいのでは。ただ、会社の人とは、プレイべートでは一切付き合いたくないというのでは、社内で浮いた存在になるのも仕方がないでしょう。つかず離れずで上手に付き合うことを覚えましょう。
 
□同僚と性格的に合わない
質問:あなた自身が社交性、強調性に欠けるというわけではないのですね?

yes 
社員同士のコミュニケーションが円滑に保たれていること。
no 
あなた自身に社交性、協調性が欠けているという自覚があるのであれば、それを改めるほかありません。人を小馬鹿にするような態度や、あからさまに嫌っている態度を見せると、当然、周囲はそれに反発します。少しずつでも改めて、あなた自身が変わっていけば、周囲があなたを見る目も変化していくことでしょう。
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