最近の相談で多い内容のひとつとして、「IPO(株式公開)する可能性の高い会社とはどこか?」というものがあります。私自身も、前職インテリジェンスが公開する前に入社を決め、そこで得たスキルや資産で起業をしました。企業を見究めることのポイントのひとつとして重要であると身をもって体験したといえます。同じ頑張るなら、勝ち馬にのったほうが得をすると感じました。

そこで今回は、IPOをする可能性のある会社についての見究めるポイントを、ベンチャーキャピタルの視点ではなく、人材エージェントの目から解説させていただきます。

IPOをしそうな会社で働くメリットは?

IPOしそうな会社を見抜くポイントがあるんです!
IPOしそうな会社を見抜く目を持ちたいものです。
【IPOを視野に入れている、成長する会社で働くメリット】
□ 会社の成長とともに自分も成長するといった実感が持てる
□ 実績主義である
□ 若くして権限を委譲される→マネジメントの経験が積める
□ リターンがある(ストックオプションや持ち株会)

などおおいに魅力があります。

創業者でも役員でもなく、数千万から億単位の資産をもっている20代、30代の方が、ここ10年ぐらいで続出したと思います。日経新聞をみていても上場の記事がとても多いですよね。私は、今は、モバイルやインターネットの企業を中心に転職支援を仕事をしているのですが、これは何もこの業界だけにフォーカスしているというわけではなく、実際に今優秀な方がこのマーケットで、起業をしたり、転職をしたりする方が多いために結果として、お付き合いが多くなったといえると思います。

一方で、デメリットとして、一度上記のようなベンチャーに就職すると大企業に戻れないと言われることがありますが、倒産したハイパーネットの幹部であった夏野さんは、NTTドコモの今や幹部になっていますし、必ずしもそうとは言い切れないところでしょう。また、アドウェイズCOOの松嶋さんのように数回の転職を経て、ついに30代前半でIPOをされている方もいます。

ベンチャー企業の世界は狭い

また、私の経験上ですが、ベンチャーの人たちが住んでいる世界は想定していたよりも狭く、みな繋がっています。ですので、優秀だといわれる人は、すぐに噂がたちます。一度ベンチャー企業に就職をして、仕事を真剣にしていれば、ヘッドハンティングで声がかかることも非常に多いものです。これは、日本の大企業に勤めている方とは大きな差になるかもしれません。

最後に、IPOをする可能性が高い会社の見極めポイントと、実際にIPO間近と思われる企業の紹介をいたします。ぜひご参考になさってください。

【IPOする可能性の高い会社とは】
1、経営者、経営メンバーが信頼できる/レベルが高い。伸びシロがある(私の経験からくる感覚ですが、これが、一番重要!)
2、業界で1位の領域を持っている(アドウェイズ社、ドリコム社、ネットエイジ社、mixi社などはそれに近かったです。やはり順当に公開しまた)
3、成長分野にトライしている(マーケットがのびていれば、独自性がなくても、公開できる。その場合は、1、が重要。インテリジェンスは、この1、3クリア型)
4、収益性が高い(売上高利益率で30%以上ある)ドリコム社は利益率が高かった。なので、売上が3億弱でも公開。利益率が高ければ、売上が10億以下でも可能性あり。収益性が低い会社は、公開は難しい。公開以降のプランとして収益性があがるプランを持ってこないといけない。
5、優秀な社員が多い(上記をクリアしていると優秀な社員が集まってくる、超一流会社、外資出身者、ベンチャーであの会社はイケテイルといわれる会社の社員があつまってくる)。

5の会社は以外とありますが、1~4がクリアできていないと結構大変です。しかし実際は、そういった会社が多いのです。

IPOを視野にいれたなかで注目している会社を何社か具体的にあげておきます。どれも魅力のある会社で、上記のポイントに該当している会社が多いのがよくわかります。

アブラハム・グループ・ホールディングス
モバイルファクトリー
カフェグルーヴ
エニグモ

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