転職のノウハウ/転職活動の応募のコツ

転職活動の筆記試験 - その傾向と対策(3ページ目)

採用試験は面接ばかりとは限りません。適性テストや一般常識試験などの筆記試験を課す会社も数多くあります。試験の傾向を知り、対策を練りましょう。

執筆者:西村 吉郎

●受験対策 
出題範囲が広いですから、ふだんからの心がけがポイントになってきます。毎日の新聞ではとくに政治欄や国際欄に目を通し、用語の意味や主な国の大統領・首相クラスの名前くらいは頭にいれておきましょう。 一般常識試験に関する問題集は、数多く市販されています。いずれも新卒向けですが、中途採用試験でも内容はほぼ同じですから、一冊でも手に入れて復習を始めましょう。


文章書くことに慣れる訓練が必要な作文試験

作文は、30分から1時間程度で400字から800字程度の文章を綴る試験です。テーマは試験の直前に伝えられる場合がほとんどですが、中には、面接に先だってテーマを伝え、文章を前もってまとめておくだけの時間をとってくれる会社、面接の前後にテーマを出し、自宅で書いて郵送もしくは持参する求める会社もあったりします。

出題例としては、論文と呼ぶような高度なものは少なく、「仕事と私」、「私の座右銘」など、身近な題材がほとんどです。建設会社が「建築とは」という題を出すなど、会社の事業に関する題材が出題されることもあります。

●受験対策
文章の優劣よりも、物語性があるかどうかや独創的視点を持っているかどうかが主なチェックポイントです。文章力を挙げるためには、自分なりにテーマを設定して、数多く書いて慣れるほかありません。


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筆記試験(常識試験や作文試験)に備えて
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