退職後の手続きは?
退職後の手続きについて、具体的に解説します。(1)ハローワ-クにて会社都合である旨を申し立てる
→退職前にできることでの証明を使うためです。
(2)イジメ、セクハラの証明文を自分で書く、書いてもらう(被疑者の実名入り、証明者の署名・捺印)
→会社都合であることを後から証明できる可能性が高いようです。
(3)公共職業訓練に通う(すぐに再就職したい場合は不可、じっくり再就職したい人向け)
→自主都合退職でも給付制限を免除されるため、自己都合で退職してもすぐに失業保険がもらえます。(3ヵ月待たずに失業保険が貰える)
→公共職業訓練が失業保険の給付期間を超える場合、訓練修了まで給付を延長することも可能です。(通常、90日しか貰えないところを半年に延長するなど)
→公共職業訓練校によっては通所手当、受講手当、寄宿手当などを失業手当とは別に受け取ることができます。(1日で失業保険の給付金の5,000円、受講手当の500円、交通費の1,000円など。)
→国が補助金を出してくれるので無料で受講できます。
昨今の不況を受け、ハローワークには年齢を問わず驚く程多くの方が訪れています。その分、担当の方は(人によるのですが)とても親切ですし、再就職に向けて就職支援セミナ-を開催しているところもあります。
失業保険に対する正しい知識を身に付け、ハローワークを活用しながらぜひ退職後の転職活動(求職活動)を円滑に進めて頂ければと思います。
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