転職活動にぴったりの時間管理ツール
スケジューリングには、皆さんもなんらかの手帳(スケジューラー)をツールとして使っているかと思います。紙の手帳を使っている方とウェブの手帳を使っている方、どちらもいるのではないでしょうか。それぞれのメリットデメリットは以下の通りです。■紙の手帳のメリット
・いつでもすぐに開ける
・時間管理だけではなく、目標設定などにも使える
・メモ帳代わりにもできる
■紙の手帳のデメリット
・予定が変わったときに、ボールペンで予定を修正すると、汚くなる
・予定をいくつか調整するときに、仮の予定を相手に投げるが、書いたり消したりが煩雑になる
・多くの予定を現在ではメールでやり取りするが、メールできた予定を手帳に写すのに手間がかかる
■ウェブ上の手帳のメリット
・メールで日程を調整する場合において、メールから予定や場所などをコピーして、予定表に貼り付ければ良いので、時間が短縮される
・いくつかの予定を相手に投げ、日程を確定させる作業が既存の手帳に比べて楽になる
・自分の予定を公開したい人には公開ができる
■ウェブ上の手帳のデメリット
・例えばグーグルカレンダーを活用している場合、グーグルに万が一のトラブルが起こる可能性もある
・パスワードを他人に知られてしまった場合は、予定が見られてしまう(これは既存の手帳でも同じ)
・転職活動をしているという予定を、会社のパソコンでは情報が漏れてしまう可能性がある
多少強引にデメリットをあげた部分もありますが、ウェブ上の手帳のデメリットと呼べるものがほとんどありません。私として転職活動にお勧めなのは、ウェブ上の手帳を活用することです。
また、モバイル(携帯もノートPCも)については併用することが望ましいです。私は外出先では、携帯で予定を確認して、随時予定を入れ替えています。(グーグルカレンダーで可能)
転職活動における時間管理や面接調整のポイント
ダブルブッキングにはくれぐれも注意! |
■ダブルブッキングしないように、複数の会社を受ける場合は、空いている時間を切り分けて連絡する
意外にできていない人が多く、このために何度か調整している人をたまにみますが、企業の心象を悪くする可能性があるので注意が必要です。
■土日、祝日は基本的には企業は面接をしない
基本的なことですが、企業が面接をするのは平日の日中です。遅くても、19:30スタートがラストの時間であることが多いです。例えば20時以降の面接開始時間や土日、祝日に面接をしていただける会社があれば、御礼を必ず言うようにしましょう。相手はそれが仕事だからなど横柄な態度をすると、良いことがありません。
■第一志望の会社と第二志望の会社がある場合、最終面接ができる限り近い日程になるようにする
第二志望の会社から内定がでて、第一志望の会社の最終面接が、1ヶ月後だったとすると、そこまで待ってくれる会社は少ないです。日程については可能な範囲で調整して、同時に進むようにしましょう。
■面接希望日時を〇月〇日(〇)〇時開始から〇時終了までなどわかりやすくメールする
駄目な例をあげます。
11月20日(木)10時~12時
上記の場合、11月20日(木)12時開始で面接依頼を受けることもあります。しかし、実際は、次の予定が、13時から入っているので、12時終了のつもりで本人は書いていたなどというのが典型的なケース。〇時開始から〇時終了まで
とはっきりわかるように書きましょう。そうすれば、面接時間が長い会社でも短い会社でもきちんと伝わります。
最後に最近大ブレイク中の勝間和代さんの、効率化をあげるための本を推薦させていただきます。勝間さんの本は、忙しいビジネスパーソンの時間効率をあげるために必要な「具体的な対策」が数多くあり、ヒントになるのではないでしょうか。
参考になる書籍
効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法 (単行本) 勝間 和代 (著)