就任演説は、打って変わって厳粛なトーン……

就任演説で、強い危機感と大同団結の必要性を強調! 1月20日に就任したアメリカのオバマ大統領は、「我々は重大な危機にある!」と、強い危機意識を表明。経済不況やイラク・アフガニスタンでの戦争を踏まえ、「我々に必要なことは『新時代の責任』だ。アメリカ再生の仕事に着手しよう!」と、国民に協力を要請。大統領選で訴えた「Yes,we can!」「change!」という明るい希望に満ちたトーンとは打って変わって、厳しい現状認識と国民の団結の必要性を、強調しました。「100年に1度の危機」を乗り切るには、全国民を挙げての大同団結が欠かせず、厳粛なトーンにならざるを得なかった?

オバマ陣営のスピーチライターは、睡眠2時間の激務!

実は、この演説原稿は、27歳のスピーチライター・ファヴロー氏が書いたものです。大統領との数時間に及ぶミーティングを踏まえた上で、歴代大統領の就任演説やその批評を、数週間かけて入念にチェック。最終的に、スターバックスの店内で初稿を練り上げました。こうしたスピーチライターは、アメリカの大統領選では欠かせない存在です。選挙中のオバマ陣営では、ファヴロー氏を含め3人のスピーチライターが大活躍! 彼らは、遊説先の地域性や宗教信仰などを事前に取材した上で、その土地柄にあった原稿を、慎重に言葉を選びながら執筆します。24時間態勢の激務で、1日の睡眠時間はわずか2時間! まさに、演説の名手と賞賛される大統領の「縁の下の力持ち」と言えそう……。綿密な「言葉の戦略」に裏打ちされたオバマ大統領の演説は、今後も世界の注目を集めそうです。

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